みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

新型コロナでそいつのポジションエゴがあぶり出されるね。

 新型コロナ感染拡大で、ゴールデンウイーク感が街に全くない。別に各段自粛をしているわけでないが、街中を歩いても店が閉まりまくってて、全然楽しくない。テレビでは3流芸能人が自粛を訴えているが、自分の仕事の激減を憂うポジショントークにしか感じない。そもそもこんだけ東京でコロナ感染が拡大したのは芸能人の夜の店での夜遊びの責もあるだからね。まずそれを心から誤って、罰金でも払ってからだろう、話は。

 ミュージシャンはユーチューブなんかで勝手に歌を歌って自粛を呼び掛けているが、そもそも仕事がないから、暇つぶしで歌を歌ってるんじゃないのか。それをみんなのためとか変な上から目線トークで、ほんとうに自意識がしんどい。

 多摩川バーベキューのドキュンも、別に罰則規定がないのだから、やっても当然で、自粛なんかあいまいな言葉は全く響かない。パチンカスもそうだけど、そもそもドキュンは、長期視点で生きられず、日々の欲望を繰り返して生きている果てにある今の人生なのだから、当たり前の選択だろう笑。そもそもコロナをいち早く感染減少したとうたったシンガポールなんか今は、底辺出稼ぎアジア人の3蜜狭小マンションでの感染拡大で、今むちゃくちゃな感染拡大状態に陥ってしまったんだしね。

 そもそも歴史は人のエゴが作り上げ、それを人のエゴが覆して、新たな歴史が生まれる。そもそも明治維新も、江戸幕府(今でいうと安部政権)から見たらテロリストである薩長土肥が、殺人を繰り返して、無理からに作り上げたものだからね。歴史とはそんな下品な積み重ねなんだよな。

 世の中はウィズコロナからアフターコロナに議論は移っているが、今の誰かのエゴが次のエゴに変わるだけだろう。今の勝ち組がコロナを怖がり、底辺はコロナは気にしないあたり前のことだ。コロナにはガラガラポンの要素が詰まってるから。そのお互いのポジションエゴの果てに、次のどんな時代が現れるのだろうか笑。

外こもりも、もう無理な時代。

 ここしばらく自称ダメ人間、ミニマリスト的な生活が流行っていたけれど、今回のコロナ渦で完全に終わってしまったね。LCCは軒並み運休で、海外に今いる場合も多くの飲み屋街が閉鎖で、暇をもてあましている様子。さらにビザも厳しい国も多く、今後の再入国もしばらくかなりの制限だろうね。

 まだ金持ち系外こもりは日本に戻ってきてまったりしたらいいだけだが、貧困系外こもりはどうするんだろうか?日本に戻ってきても、ここ数年仕事が激変する時代に突入しているけどね笑。ウーバーイーツやればなんて今更お花畑トークしているやつらもいるが、今のウーバーイーツはかなりのレッドウォーシャンと化しているし;;。日本で普通に仕事ないわね。そういえばシックスサワナでクーロン黒沢にさらされまくり閉じこもったソニー氏は今頃どうしているのだろうか?10年くらい前からの知り合いでカンボジアに行ったときは一緒に飲みにいってたんだけど、今のカンボジアではまったり生きるのは難しいわな。そもそも今は音信不通だが笑。なお、外こもりの最大エリアのタイは今酒類販売が禁止になってしまっているので、すげー生きずらいわ。日本ではまだコンビニでもスーパーでも酒をあびるほど買えるので、まだ恵まれていると感じる次第。

 まあとにかく今の金融バブルのおこぼれに準じてアジアの隅っこで外こもり的な生活をしていただめ人間層も、今回のコロナ渦で絶滅しそうだね。まぁやはり、どんな時代も中途半端な底辺はフリーランチにありつけないということだな笑。

 しかしコロナで世界経済ぼろぼろなのに、世界中で株価が底堅い。各国が必至で金融資本主義を維持するためになりふりかまわず買い支えているのだけど、これは普通にやめた方がいいな。山高ければ谷深しということ。無理なポジションはむちゃくちゃな結果を招く。日本でも90年代のバブルでこれを経験しているはずなのに、今の維持のために、何とか支えてしまおうとしてしまうんんだよね。それも人か。まぁ個人的な予想では、今は個人のはめこみ相場の様相が強いので、まぁ株を底堅さで買うときではないわ。なおここで全力空売りできる人間は人生の勝ち組になる可能性も高いんだけど、破滅する可能性も同じくらい高し笑。まぁ人生に勝つのは当たり前だが、難しいな。

 

新型コロナとガラガラポンの時代

 雨が降り続いているので、別に自粛気分ではないけど、濡れるのが嫌なので、家から出れない。

 テレビでは人生の勝ち組らしき芸能人や有識者が新型コロナの感染拡大を防ぐための自粛を呼び掛けているんだけど、根本的に彼らが言ってることは、ある種のポジショントークなんだよね笑。新型コロナ渦のもとでは、既存の経済活動が停止し、既存の資本主義の利益を満喫している奴ほど、被害を受ける。グローバル展開する大企業の社員をはじめ、そこからの広告収入で生活するテレビなどのメディア、大衆迎合のスポーツ選手など全てそうだ。新型コロナの先が見えず経済活動が停滞すればするほど、既存の資本主義では勝ち組とされる人ほど、痛手を受ける。テレビではリストラ不況で一般庶民も大きな痛手を受けると論じているが、個人的には少し違うと思う。もちろん多くの庶民が影響を受けるだろうが、そこには分断が存在する。

 新型コロナ渦前でも日銭で暮らす底辺貧困層は、新型コロナで世の中の貧困のハードルが下がっても、同じ底辺のまま、日々を生きることを繰り返しているだけだ。彼らの生活に新型コロナにもたらす影響は少ない。その少し上の層、年収400~600万円の層は確実に痛手を受けるだろが、彼らは今の資本主義システムに依存する最下層なので、一番甚大な被害を受けるのは、当たり前のことに過ぎない。

 よく地頭が悪いインデックス投資家が、資本主義が終われが「北斗の拳の世界」が来るので、そこではどうせ生き残れないのだから、資本主義を信じて積み立て投資を続けることが人生に勝つ秘訣だと言うけど、全然違う。世の中には北斗の拳の世界が来てもかまわない層がけっこう存在し、むしろ来てほしい今の資本主義を壊して全てがガラガラポンに、一旦世界がフラットになることを望んでいる層がいるのだ。渋谷や原宿で今でも遊び惚け、下町の一杯飲み屋で酔いどれるおっさん連中は、まさにそういう連中で、本人には多分自覚はないかもしれないが、DNA的に新型コロナが広がって、今の資本主義構造が崩壊し、ガラガラポンが訪れるを望んでいるのかもしれない。そんな彼らに自粛の言葉が届くはずがない。そもそも、彼らの多くは頭では体で生きるタイプなので、北斗の拳の社会でも適応性は高い、その世界がもし訪れれば、そこでは勝ち組になれそうなタイプも多い。

 ちなみに、14世紀にヨーロッパで流行したペストで、ヨーロッパの人口の3分の1が死亡したという。わずか100年前の1920年前後のスペイン風邪でも、世界で最大1億人の死者(定説は5000~8000万人程度)が出たとされる。当時の世界人口は20億人前後なので、当時の世界の5%が、流行り病で死んだことになる。わずか100年前の時代にだ。ウイルス研究が進んだ現代といっても、ウイルスも進化しており、100年前と同じことが全く怒らないとは誰も言えない。

 ともなく新型コロナ渦をきっかけに、冷戦崩壊から約30年間世界、資本主義が享受してきたグローバル化によるリターンが、今回の新型コロナをきっかけにグローバルリスクに転じた言わざる得ない。どうパラダイムシフトするから分かるはずがないが、今回の新型コロナ渦が収まっても、世界は今後も同じようなグローバルリスクを常に見据え、新たなスタンスを構築し、動くしかない。もちろん一般庶民の僕に次ぎの世界の立ち意味は見えない。ただここで、今までの世界の勝ち組が負け組に転じ、時代を捉えた新たな勝者が生まれることは歴史が教えてくれている。その繰り返しがこれまでの世界、日本の紀元前からの歴史なのだから、それは必ず起こる。そんなことを最近ずっと考えている。

 

 

志村けんに合掌。笑いと酒と女に生きた人生なんて最高じゃないか。

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 志村けんさんが新型コロナで亡くなった。今日の昼過ぎにそのニュースを知った時に、なんとも言えない喪失感が心に落ち込んだ。アラフォー男子にとって、志村けんは子供時代の憧れだった。8時だよ全員集合から加トちゃんけんちゃんごきげんテレビまでの土曜8時はまさに聖域だった。当時の小学生は、ひょうきん族派とかとけん派に分断されていたが、僕は確実にかとけん派で、あのオープニングのプチドラマを見ると、今でも何か胸が熱くなる。

 新型コロナで人生の幕を下ろしたのはとても残念だけれども、それでも志村けんの人生は最高だったなと羨ましい。笑いで社会を照らし、お酒を楽しみ、幾人もの美女と浮名を流す。嫉妬要素満載なのに、それでいて誰にも嫌われず、愛されている稀有な存在だった。まさに国民的コメディアンだったのだろう。いろんな訃報ニュースが流れる中で、彼をお笑い芸人ではなくコメディアンと称したことも何か嬉しかった。純粋な笑いだけでは生き残れない今の芸能界の中で、志村けんはもしかしたら最後のコメディアンと言えるのかもしれない。新朝ドラのエールへの出演、山田洋二の新作キネマの神様の主演も決まり、コメディアンとしてだけでなく俳優としての彼の一面が見れるかもしれないときでのお別れは悲しいけど、それもまた運命なのだろうか。志村けんなら多分チャップリン植木等のような喜悲劇が似合う俳優としても大成したのだろうが、それは見果てぬ夢になってしまった(いかりや長介と重ねる人もいるが、個人的には志村はいかりやとは違うタイプの俳優になっとはずと思っている)。

 今日7時過ぎに家に帰ってから、アマプラで8時だよ全員集合をずっと流している。今のアラフォーの僕よりずっと若い30歳前後の志村けんがかろやかな動きで笑いを巻き起こしている。いかりや長介も元気で、加藤茶高木ブー仲本工事も若々しくてまぶしい。志村と加藤のヒゲダンスをみながら、涙が止まらなくなる。ヒゲダンスで泣いたのは当たり前だけど、人生で初めてだ。もやもやした心を抑えきれず、今日は8時だよを観ながら、眠れないのかもしれない;;