みとのひとりごと

30歳を過ぎてから上京したアラフォーの関西人。独身。人生いまだ考え中。昭和の残香がするすみっこが好き。

風邪もたまにはいいかもしれない??

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 数日間風邪をひいていた。ようやく治りかけている段階だが、風邪にかかると平常時とは少し違う気持ちになる。いつもだと何も感じないことがとても気になり、逆にいつもだととても気になることへの興味がうせていく。若干社畜体質なこともあるので、いつもは帰宅後も仕事の続きを考えてしまうことがるのだけれど、風邪をひくとそういう気持ちにはならない。思考の優先順位はまず命=体力の回復に移り、そこから派生して人生への不安感が増す。そしていろんなことを考え出す。もうアラフォーで若いとは言えない身なのだけど、独身なだけで、気分の多くが大学生と同じだったりする。でも年々自分が20歳でなく40歳であることに、気づく瞬間が増える。やりたかったことの多くは全然かたづいておらず、時間だけが無常に流れる。

 不景気の大阪を抜け出して東京に出てきて、思えばもう7年目に入る。けっこうな時間が経っているのだと改めて気づく。今の会社で働きだしてのももう7年目か。不思議な感覚だ。マンネリ化した毎日に慣れ、なんとなく仕事をこなす。そんな自分に満足はしていないのだけど、見て見ないふりをしている。風邪になり思考が日常から少し離れた場所に移ると、そんな自分の現状がいろいろと心に迫ってくる。仕事が嫌じゃないのだけど、いつまでも続けていたいわけではない。そんな中途半端な思考の波の中で、とりあえずの答えを探すが、見つかるわけはない。人生は結局金なのか?という問いにいきつく。資本主義は賛否両論あるが、結局はお金=自由で、お金を得るためにはどうすればいいのかと、もんもんとする。ふとんの中で、もんもん感に堪え切れず、橘玲の「80’S」のキンドル版を買う。1600円。彼がどう思って著したのかは知らないが、僕にとっては羨ましい時代の記録だ。そうか彼は宝島社の編集長だったのか。彼独特の経済論とスピリチュアル論、メンタル論が交じり合った思考は、これまでの体験からきてたのかと。なんとなく流された先に、人生が切り開かれていく時代が羨ましく、でもその成功を、たまたまなんだと行間で語る彼の諸行無常観が熱っぽい頭に少し心地よかった。特に風邪でもうろうとした頭には。

 時代は次にどこに向かうのだろうか。なんとなく考える。10年後の未来、2028年はどんな時代なのか。2028年はなんと東京五輪の8年後で、大阪万博がもしあったとしても、その4年後だ。その頃の日本はデータ的に完全な斜陽に入っている。少し怖くなる。でも心配しても、仕方ない。なぜなら2008年のときに2018年を僕は予想できたのか。答えは圧倒的にNOだ。2008年の僕には、スマホビットコインもユーチューバ、そしてハンターハンターのストリー展開も全く予想できなかったから。そしてAKBの今の悲しい姿も。2028年の時代は多分、それらはまだあるかもしれないが、形を変えているだろう。ユーチューバーは、過去の笑い話になり、ビットコインは国主導の新たな仮想通貨?に駆逐されるだろう。スマホはゴーグル型に進化するのか?。そしてハンターハンターは完結しているのだろうか。まぁよく分からない。あと多分2028年には、南北朝鮮は統合されているし、アフリカが猛スピードで経済成長しているかもしれない。AI化の進行で、人は働かなくてもよくなるか??しらない。まぁ分からないことばかりだ。なんとなくそんなことを漠然と考えていた。

 普段何気なく通り過ぎる日常が、風邪というフィルターを通して、少しだけ違ったものに変わる。そうした気持ちを体験できるだけで、たまには風邪をひくのもいいかもしれない。風邪が治りかけた今だから、なんとなくそう思っている。