みとのひとりごと

30歳を過ぎてから上京したアラフォーの関西人。独身。人生いまだ考え中。昭和の残香がするすみっこが好き。

TOKIO型倒産とSMAP型倒産。

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 テレビで嫌になるくらいに、TOKIO山口メンバーの女子高生へのわいせつとTOKIOからの脱退のニュースばっかりなので、一言メモ的に今の感がを書き残してみることにした。山口メンバーの女子高生へのわいせつで瀬戸際にあるTOKIOだが、彼からはデビューから20年以上TOKIOとして過ごし、人生の大部分も個人としてでなくグループのメンバーの一員として過ごていることになる。企業に勤め続ける社畜サラリーマンのように。そもそもアイドルグループと言えど初期の結成時期を過ぎるとその関係性は友人、仲間からビジネスパートナーとしてのものに変わってしまうだろう。グループがあるうえで個人の仕事もあるからだ。そのグループという仕事の母体がメンバーの不祥事で危うくなくなるのだから、TOKIOの他のメンバーが号泣したのは、山口メンバーへの怒りの涙というより、何で自分がまきこまれたんだとう理不尽の涙の方が強いかもしれない。不正品質問題で涙を流した某大手企業の社長のように。

 不正品質問題の大手企業は規模規模でなんと生き残ることができるが、TOKIOという中小企業の体力は弱い。これが一般企業ならは、グループの5分の1の売上高(人気的にはもう少し少ないが)が一瞬にして消滅したことになり、まさに倒産の危機だ。対処を一歩間違うと、会社存続があやうくなる。その局面でここまで世間に批判は渦巻いている中で山口メンバーをグループに残すことは無理だったのだろう。山口を切ることで一時的には、グループの番組、バンド活動ではかなりの問題が生じるだろうが、グループの延命はできるかもしれない。ただ4人になったことで、これまで通りグループとして大々的に活躍することは厳しい。世間からの風当りも強まる。(少年隊、キンキキッズみたいな大きなグループ活動を減らし、とりあえずグループ名だけを残すだけの活動なら簡単かもしれないが)。いずれにせよ、TOKIO株式会社は今、悪手を打つとグループ解散(倒産)にもつながる困難な場面に直面しているだろう。

 こうしたTOKIO型の解散危機の一方で、違う理由で解散した別のジャニーズグループを思い出した。そう、2016年に解散(倒産)したSMAPだ。SMAPの解散の原因は、一言でいうとメンバーの不仲による分裂。中小企業に例えると、こちらは倒産というより、専務が社長のやり方を憎み、自分の子飼いを引き連れて独立する動きだ。こちらのジャニーズから独立した3人は社長(キムタク?)のビジネススタイルを嫌い、自分たちだけで新しいスタイルでビジネスを始めようとした専務派という感じだろうか。でもSMAPは解散後、基本的には上手くいっていないように感じる。ジャニーズに残った中居、キムタクはテレビ露出はあるものの、解散前と比べるとパッとしないし、独立した3人は露出はネットに移行。収入面はものすごく減っただろう。まぁ仕事はお金でなくやりがいなんて言われたら、それまでなんだけど。

 書き疲れてきたので結論。華やかにみえるアイドルの世界もおっさんになってまで続けると、それはアイドルというビジネスそのものになる。それは秋元康のAKBビジネスモデルと違い、プロデューサーもアクターも自分が演じるという過酷な世界だ。アイドルもサラリーマンも歯車であることは変わりない。そういうことを肌で感じた。