みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

1500円ラーメンの価値。


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 この前平日の昼にぽっかりと時間があいたので行ってきた、秋葉原の1500円醤油ラーメンの感想を書こうと思う。醤油ラーメン好きとしてはいつか行きたかったのだが、数日前にやっと行けたので、記憶が薄れないうちにブログでもメモっておく。

 JR秋葉原駅のほど近くに「麺処ほん田」というラーメン屋があり、同店の看板メニューの一つとして1500円(税込)の「特製醤油ラーメン」がある。醤油ラーメン好きとして長らく気になっていた醤油ラーメンなのだが、この前ようやく初めて食べることができた。

 「麺処ほん田」は2008年に、北区東十条の住宅街にオープン。その存在は5年前くらいから気にはなっていたのだが、北区は生活圏から遠く、訪れるまでのテンションはなかった。だがコロナ禍の真っ只中の今年4月に、同店はJR秋葉原駅中央改札口そばの高架下に移転。働いている会社事務所も秋葉原駅が最寄であり、一気に店は身近になった。ただ同店が4月に秋葉原にオープンしたものの、コロナ禍による外食控えに、同店の営業時間もしばらく不規則だったこと、さらにはコロナ禍に関わらず、いつ店を前を通っても10~20人以上の列が出来ていることもあり、10月に初めて来店するまでに、半年近くも経ってしまった。

 同店の店主の本田裕樹氏は現在も33歳と若いが、08年に北区東十条に初めて店を開いたときは、若干21歳だったという。同店は、醤油だけでなく、塩、つけ麺、汁なし担々麺など展開するが、店の一番人気は「特製醤油ラーメン」と「特製醤油つめ麺」で、本田氏も醤油への思いが最も強いことをラーメン関連メディアで明かしている。

 今回は「つけ麺」でなく、「特製醤油ラーメン」の方を食べたのだが、そのこだわりは見た目からでも明らか。豚肩ロース、豚ロース、鶏ももの3種類のチャーシューがのっておりそれぞれに低温調理、オーブン焼き、つるし焼きと、素材に合わせて加工を変えるこだわりだ。さらにハマグリベースのだしと5種類のオリジナル醤油のブレンドだしは、醤油ラーメン通たちの評価通り、余韻が残る素晴らしさ。本格派の自家製麺に、とろとろ味玉と海苔のバランス配置もさすがだった。

 ラーメンとして1500円は高価だが、ここまでの素材を使いこだわり抜いたラーメンの値段としては妥当だと思えた。多分素材原価も、800円ほどの通常のラーメンの倍以上あるだろう。

 世の中ではあらゆる業界で、プレミアム化、高付加価値化を大きく謳っているが、それに値しないただ高いだけの商品も多い。情報商材なんて形の見えないものなんて、さらにその実価値のなさは半端ではない笑。消費者はやはり賢く、正直なもので、いかにプレミアム化という言葉で着飾っても、その付加価値に納得しなければ、購入にいたらず、リピーターになどなおさらならない。そんな当たり前のことを改めて感じさせる1500円の「特製醤油ラーメン」を堪能し、次は「特製醤油つけ麺」を食べようと誓いながら、さらに長くなった行列を背中に感じながら、店を出た昼下がりだった。

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しかしびっくりするほどやる気がない。

 

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 最近の人生のやる気のなさが半端ない。

 昨日はテンションが下がりまくったので会社を直帰ぶっちして、上野での食事。その後、全くすることがなかったのでたぶん1年ぶりくらいの池袋に。こちらもまったくやることないので、500円の無名芸人の客引きお笑いライブの勧誘についていった。ライブ自体はそれなりに楽しめたんだけど、しかしコロナ禍の中の今のライブ環境は大変だね。30名くらいで満席のライブ会場だったのだけど、舞台の全面に透明シートがかかっていて、つばが飛ばないつくり。そうは言ってもコンビの漫才はお互いの顔をまじかでつばを飛ばしまくっているわけで、これではコンビの片方がコロナ感染したから両方感染するのは仕方ないわなと。さらにステージの最後には、登壇者全員で立ちトークしているんだから、まぁ舞台も命がけだな。今日観たお笑い芸人のほぼ全員が売れることがないだろうけど、まぁそれも人生か。大阪に住んでいた20代の時はけっこうお笑い芸人とけっこう仲良くて一緒に飲みに行ってたんだけど、その頃の知り合いで売れたのは、今は生活保護問題でほされた次長課長の河本だというのも悲しい現実だな;;。でも浅草の東洋館の芸人あたりよりは池袋の芸人の方が悲壮感がないかもしれない。ただただ若いからだけど。内海桂子師匠じゃないけど(こちらは浅草演芸場)でないけど、東洋館では平気で平気で60、70代の芸人が出てて、40代ならまだ若手扱いだからね。さらにえらい貧乏トークも連発しとるし。

 お笑いライブを見終わった後にサンシャイン通りを氷結片手にうろうろしていたんだけど、突然おでんが食べたい神が舞い降りてきたのだ、東口から西口の「おでん屋たけし」まで歩く。ここのあごだしおでんけっこう好きなんだだよな。たまにしか来ないけど;;そしてほろ酔いで帰宅も、なんか調子にのってもよりの駅まででビザとハイボールを。うまかったんだけど、もう2件とも食べまくるぼっち飲みは限界だなと認識してしまったわ。

 さて一応4連休なんだけど、1日目の夜が今。完全に無駄にしてしまったなと反省。明日は駅前のサウナの15時間2000円コースにでも久しぶりに行ってみるかな。そんで次の日は天気でもよければ、カブ旅でもしてみるかなと。最近コロナのおかげでやたら暇で日々の仕事で一切つかれない毎日。でも疲れないと気持ちのメリハリもなくなり、新しいこともする気が起きなくなるんだなと感じる、今日この頃だったりする。

 

カブはぼっちソロ旅には最高のコスパ相棒笑。

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 いつもは夏休みには海外で2週間くらいぶらぶらしているのだけれども、今年はコロナでそれができない。ということで、衝動的で愛車のカブで北関東、福島のぼっちツーリングにでかけた。当初は1泊、2泊の予定でキャンプ泊の予定だったが、あまりの暑さで予定変更。キャンプ泊はあきらめ、ホテル泊に。さらに急遽食いどおらく要素も取り入れて、3泊4日にカブツーリングになった。

 ●1日目 小岩(江戸川区)→水戸 約100㌔。+α(大洗)。炎天下でなかなかに厳しい出足で、途中キャンプ泊をあきらめ、水戸のビジネスホテル(1泊2800円)を予約。いきなり時間に余裕ができたので、大洗まで足をのばし、まったりも、そこそこ人混みも多く、カニ飯を食べて退散。でも一番混んでない店のカニ飯が意外と美味しくて満足。夜はさびれた水戸駅でまったり飲むが、そこそこ楽しかったな笑。 

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 ●2日目 水戸→郡山 約120㌔+α(袋田の滝) 茨城北部、福島になると山道もなかなかに田舎道。山道で続く坂道は馬力の弱いカブには鬼門。トラックのあおりに恐怖しながらも、山道の風景を楽しみながら、まったりと走る。途中なんとなく看板が気になった袋田の滝へ。秘境的な感じなのかと思ったら、なんか観光客も多い観光地でそこそこに人混み。でも滝は涼しくて、なかなかに良かったぁ。鮎の塩焼きも魚卵多くて、なかなかの食べごろだったし。

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 郡山で夕食。なんとなく蕎麦屋に入ったが、だいたいの料理がうまい。特にさくら肉のたたきとすだち蕎麦が最高だったな。

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阿武隈川の川べりもなかなかにいい感じだったな。

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●3日目 郡山→宇都宮 約120㌔。観光地はなんか人が多そうだったので、見どころは、なんとなく発見した、那須塩原あたりを出たところの4号線のレトロ休息所かな。なかなかに癒されました笑。宇都宮では餃子3軒めぐったけど、しかし8時閉店の店多くて、宇都宮はまぁ、夜が早いね;;

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●4日目 宇都宮 →小岩 約100㌔。途中軽食以外どこもよらず帰ったら、8時半出発で12時半自宅到着。まぁけっこう近いね、疲れたけど、まぁまぁ楽しめた4日間だったかな笑。

 しかし今回のカブは、やはりぼっちツーリングの最高の相棒だと再認識したわ笑。4日間合計で約500㌔ぐらい走行したのだけど、ガソリン給油はわずか2回。さらに300円×2回(3リットル強×2回)で、支払い額は合計800円。はじめに2リットルくらいタンクに入っていたことを考えても、なんとリッター60㌔弱の燃費。この高コスパは最高だわ、別にGOTOトラベルを使ったわけではないけど、ホテルも当日でも安く予約できるし、なかなかの高パフォーマンスだった。また時間があればカブソロ旅をしたくなるような、いい感じの4日間でした。

アフターコロナをなんとなく考えてみた。

 しばらく(1カ月半ほど)ブログを更新してなかったので、なんとなくどうでもいいことを書き始めてみた。話の着地は現時点では、分からない;;

 東京都の新型コロナへの感染者人口が300人を大きく超え、もう完全に再拡大に転じてしまった。世の中の多くの企業はなんとか、政府の助成金と融資でなんとか生き残っているのだが、延命も厳しい業種も少なくなくなってきている。特に旅行、観光業は壊滅的で、飲食業もチェーン店を中心に今後もかなり厳しいだろう。

 全国の宿泊業に従事している労働力は約65万人で、これは日本の労働人口(約5600万人)の約1・3%だ。これに旅行代理店なども加えると100万人近くが旅行、観光業に従事していることになる。飛行機、電車、バスなどの交通インフラを加えると、その数はさらに増す(ここは日本の基盤である交通インフラも多く、倒産のリスクが少ない会社も多いが…)。

 また飲食業に従事している人間は約450万人でこれは日本の労働人口の約8%を占める。町の個人経営の飲食店から、大手居酒屋チェーン店、ファミレス、マクドナルドなどのコロナ禍で好調なファーストフードも含めた数字だが、一部例外を除くその大半がコロナでかなり苦戦しているのが現状であることは間違いない。百貨店やアパレルなどの高額品、贅沢品分類も厳しく、前の2業種に比べるとまだましだが、多くのリストラを強いられることも間違いないだろう。在宅ワーク関連や衛生関連品など一部好調な業種もあるが、日本経済全体でみるとわずかで、その落ち込みは激しい。

 てきとーな概算になるがもしコロナ禍の収束が見込めず、政府の支援も力尽きた場合は、日本の労働人口の10%以上が新たに失業する可能性が高いと考えられる。もちろん政府がこの10%の新規失業を支える力はない。戦後の日本の失業者統計でこれまで10%を超えたことはなく(発表統計では)、その環境下は想像できない。ただ今すぐにコロナワクチンが開発され、今倒産寸前である旅行、外食業への劇的カンフル剤にならなければ、その未来はかなりの確率で訪れることは間違いないだろう。

 日本だけでなく、世界の大規模な金融緩和とバラマキでコロナ収束をまたずに、世界でインフレが加速するのは間違いないだろう。個人的にはコロナ前と比べて数年後には数倍のインフレになる可能性もあると思っている。そしてその先には、すごい格差社会が到来するだろう。今の世界中がコロナ禍の中で株高が進行しているが、これは序章に過ぎないだろう。インフレの中でも企業価値は変わらないので、インフレで生活コストが急上昇する一方で、世界中の株価はさらに上昇。金持ちがさらに金持ちになる二極化が加速することは避けられないだろう。

 だが、金持ちが安泰なわけではもちろんない。さらなる貧富の差の拡大は、貧困層の自暴自棄を引き起こし、多くのガラガラポンを引き起こすだろう。どういう局面から予想できないが、たぶん資本主義は形を変えるだろう。それが今の資本主義の延長戦にあるものなのか、まったく別の構造なのかは、庶民の僕には分かるべきもないが、アフターコロナはたぶんそういう時代なのだろう。まぁそんな妄想を垂れ流しながら、休日昼間からハイボールを飲み続けているだけなのだが笑。