みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

「 おかえりモネ」には「ドジっ子感」が足りない。

 

f:id:mitomito777:20210822112329j:plain

  NHKの朝ドラ「おかえりモネ」が始まって既に中盤を超えているが、全く面白くないので、その理由をなんとなく考えてみた。基本NHKの朝ドラは、明治~昭和を舞台にヒロインの生涯を描いた「女の一代記」と、ヒロインの現在に向かっての成長を描く「現代モノ」(少女~40代くらいまでを演じる)に分類される。(*「女の一代記」も、江戸時代以前は大河ドラマの領域なので、一部幕末を除いて描かれない)。ちゃっと統計していないのでテキトーな感覚なのだが、歴代の朝ドラの構成比は、「女の一代記」が8~9割、残り1割強が「現代モノ」となる。一部おしんカーネーションのように、途中でヒロイン需要が変わるなど、「女の一代記」要素に「現代モノ」要素を加味している作品もあるが、これは「女の一代記」の一部だと考えている。

 これまでの朝ドラでは、「現代モノ」は作品数が少ないだけでなく、ヒット作品も少ない。それどころか低視聴率モノがかなり多い。2000年代の朝ドラの現代モノを振り返ってみても、ヒットしたのは「ちゅらさん」(2002年、国仲涼子)、「あまちゃん」(13年、能年玲奈)ぐらいだろう。これにまずまず及第点だったのが、「ひよっこ」(17年、有村架純)、「半分青い」(18年、永野芽以)あたりだろうか。

 一方で2000年代で他の朝ドラで特に大爆死した「現代モノ」の2代巨頭は、「純と愛」(12年、夏菜)「まれ」(14年、土屋太鳳)だが、この2作品に共通しているのが、視聴者を共感させる要素がただただ皆無だったことだろう。朝ドラは日本の全てのドラマ枠の中で一番広い層をターゲットにしている作品であるが、ただただ暗く登場人物の多くが不幸になるだけの「純と愛」。「まれ」にいたっては、職、生き方を転々としてまったく芯のない朝ドラ主人公、サイコパス過ぎる失踪おやじなど、登場人物の魅力のなさが、厳し数字と評価となった。なお「まれ」では主要若者キャラ4人に、高畑裕太清水富美加が参加しており、実際に俳優もサイコパスだったようだ;;唯一山崎賢人だけ、そこから成功へのレールにのったが;;

 一方「あまちゃん」をはじめ、「ちゅらさん」「ひよっこ」「半分青い」が現代モノながら成功した大きな要素は、ずばり、主人公のナチュラルな「ドジっ子感」だと確信している。不器用で田舎者、ぱっとしないヒロインが、自分のやりたい夢を探し、挫折を繰り返しながら、自分なりの幸せを手に入れる、まさに日本人の好きなヒロイン像。その幸せまでの過程、途中の山谷テイストも分かりやすく、視聴者に飽きさせないステージ、場面転換(登場人物転換)も行い、メリハリをつけて、約130話のドラマを作り上げたことが、これらの作品の成功裏だろう。「半分青い」はちょっとあてはまらない部分もあるが、「あまちゃん」「ちゅらさん」「ひよっこ」は、この王道的展開をうまく活用したのだろう。(あまちゃんは飛び道具も多かったが、トータルで振り返ると、とても朝ドラ的な作品構成だったように感じる)。「半分青い」などは、北川悦吏子の脚本はなかなかのクソだったのだが、永野芽以のドジっ子感(一部サイコパス感)演技の上手さで救われ、なんとか現在モノの失敗作にならなかったような気さえする。

 そして今放映中の「おかえりモネ」。低視聴率が騒がれるが、この理由は清原果那=モネの「ドジっ子感」が圧倒的に少なすぎることだろう。モネも、あまちゃんちゅらさんひよっこ同様に、主人公がうまく人生を生きれていない感はあったが、いかんせん暗すぎる。ドジっ子感の強いヒロインは人生のうまくできない部分、不合理性を笑い飛ばす爽快感が魅力的なのだが、モネにはその要素が全く感じられないのだ。これは脚本が悪いことが大きいが、清原果那という女優は、ドジっ子感を醸し出せる女優でもない。今までの作品でも「あさがきた」のフユ、精霊の守り人バルサの少女時代、透明なゆりかご、蛍草の主人公などでも、陰を横顔から感じさせる少女をとてもリアリティ深く演じていた。そしてモネもそれらと似ているキャラクターで、悩みをかなえる内気な主人公だ。言い方は悪いがモネの演技はとても陰キャ感が強く、朝から見ていてもやもやして、つらくなる。もし対照的な陽な登場人物がもっと主要キャストとして全面で活躍していた違うかもしれないが、いなかった。東日本大震災のトラウマ感という設定は仕方ないが、トラウマを持っているので、陰キャなのは、全然意外性がない。それが低視聴率にもつながっているのだろう。言ってみれば今回の朝ドラは、清原果那の無駄遣いだった気がする。彼女の独特の雰囲気、存在感を活かせるのは、「現代モノ」でなく確実に「女の一代記」だったはずで、彼女の一ファンとして、「おかえりモネ」以外の作品での彼女主演の朝ドラを観てみたかったなと、残念な気持ちで一杯だったりしている。

 

夏の東北・函館旅の関連経費と旅行内歩数を計算してみた(備考メモ)

 

f:id:mitomito777:20210814163409j:plain

 今日は一日中雨で家から出れず何もできなかったので、アニメの3月のライオンを見ながら、今回の東北・函館ぼっち旅行経費と毎日の歩数(歩いた距離)についてもまとめてみた。自分のそのうちの振り返りのためとして。ちなみに3月のライオンけっこう作りこんでで、いい作品だが、今まで見てこなかって、少々後悔したが、結果オーライとして笑。

 (交通費) 

 ●18切符代(5回分中4回使用)1万2050円

 ●新幹線代 函館 → 盛岡   1万4050円

 ●フェリー代 青森港 →函館港   1900円

            ●交通費合計  2万8000円

 (旅行での歩数)

●8月7日(1日目) 東京自宅 → 新潟  

▽歩数=1万6593歩(11・1㌔)

●8月8日(2日目) 新潟 → 酒田 → 秋田

▽歩数=1万6382歩(11・0㌔)

●8月9日(3日目) 秋田 → 弘前 → 青森

▽歩数=2万5374歩(17・0㌔)

●8月10日(4日目) 青森 → 函館(フェリー)

▽歩数=2万73歩(13・4㌔)

●8月11日(5日目) 函館観光

▽歩数=3万853歩(20・7㌔)

●8月12日(6日目) 函館 → 盛岡

▽歩数=2万3195歩(15・5㌔)

●8月13日(7日目、最終日) 盛岡 → 東京自宅

▽歩数=1万48歩(6・7㌔)*大部分電車移動の割にはよく歩いたかな。

 ●●歩数の7日間合計=11万9323歩(95・4㌔)

*1日平均約1万7000歩。普段は1万歩くと結構歩いているし、平均で8000歩くらいだから、平均の日の2倍歩けるし、やっぱり旅行はいいな。満足。

 (旅費)

 ●8月7日(1日目) 東京自宅 → 新潟

昼飯=青島食堂のチャーシュー麺(900円)

夕飯=飲み屋(へぎそば屋)約3000円

遊び代=特になし

ホテル代=4900円(ホテルは多く選ぶの難しく、テキトーに選んだらイマイチ)

合計=約8800円

 ●8月8日(2日目) 新潟 → 酒田 → 秋田

▽歩数=1万6382歩(11・0㌔)

昼飯=昼テキトーめし約300円

夕飯=郷土居酒屋約3500円

遊び代=相馬楼の入場料+舞妓ショー 1800円

ホテル代=4600円

合計=約1万200円

 ●8月9日(3日目) 秋田 → 弘前 → 青森

▽歩数=2万5374歩(17・0㌔)

昼飯=津軽ねぷら村の青森定食 1400円

夕飯=1軒目寿司屋2500円、2軒目居酒屋3000円=合計5500円

遊び代=津軽ねぷた村入館料550円

ホテル代=3900円

合計=約1万1300円

 ●8月10日(4日目) 青森 → 函館(フェリー)

▽歩数=2万73歩(13・4㌔)

朝飯=青森港前朝市場で銀鮭定食、700円

昼飯=函館ラッキーピエロ700円

夕飯=地元の居酒屋4000円

遊び代=特になし

ホテル代=3300円

合計=約8700円

 ●8月11日(5日目) 函館観光

▽歩数=3万853歩(20・7㌔)

朝飯=函館朝市で2色丼1100円

昼飯=テキトーめし300円

夕飯=地元観光居酒屋のいか太郎、6000円

夜食=ハセガワストアのやきとり弁当500円+α=1000円

遊び代=五稜郭でのボート代金 2000円+延長2000円=4000円

ホテル代=3300円

合計=約1万5700円

 ●8月12日(6日目) 函館 → 盛岡

▽歩数=2万3195歩(15・5㌔)

朝飯=特になし

昼飯=ぴょんぴょん舎の焼肉と盛岡冷麺セット+生ビール、2500円

夕飯=じゃじゃ麺+ビンビール、1100円

夜食=コンビニでテキトー=1000円

遊び代=もりおか歴史博物館入館料300円

ホテル代=4500円

合計=約9400円

 ●8月13日(7日目、最終日) 盛岡 → 東京自宅

▽歩数=1万48歩(6・7㌔)*大部分電車移動の割にはよく歩いたかな。

朝飯=特になし

昼飯=仙台の駅地下で牛タン丼+牛タンシチュー+生ビール 2300円

夕飯=電車移動のためなし

遊び代=特になし

ホテル代=帰宅のためになし

合計=約2300円

 ●ホテル代、食費などの7日分の総合計=約66900円

 ●●宿泊費、ホテル代、交通費との旅費関連合計=約9万6700円。

  あまりに雨で暇なので、どうでもいい計算をしてしまったわ……まぁ何かの参考になるかもしれないから、一応アップしとくか。まとめると、旅費の総合計は6泊7日で約10万円ぐらいで、7日間で100㌔弱歩いたことになる。けっこうかかった気がするが、まぁこれにコンビニなどでの買い物などを含めると数千円くらいはプラスされるけど。贅沢しなかったらこれから-2、3万円削減も出来る気がするが、そこまで節約旅しても、今の僕には楽しくはないし。まぁ自宅にいたとしても1日5000円くらは使うし、ちょっと友達と遊ぶとなると1万円近くがかかる。それを考慮するとずっと家にいる夏休みでも5万円くらいかかることを考えると、散々暴飲暴食で美味い食べ物を観光を楽しんだ今回の旅は正解だったと評価。最近は海外旅行もLCCで飛行機代だけは安くなってるけど、現地の生活費はかなり上がってるしね、かなりお金かかるからな。もう安い日本目的に海外から日本に来る時代だから、これからはコロナで海外もしばらく行けないのだから、国旅行も効率的に楽しべきなんだろうね。以上。

夏の東北・函館ぼっち旅まとめ③

■6日目(8月12日)

函館 → 盛岡

  この日からは帰路。札幌まで北上して帰りは飛行機で帰ろうとも思ったんだけど、札幌は仕事でたまに行くので新鮮感がないため、今回は北海道新幹線青函トンネルを経由して、盛岡まで行くコースをチョイス。函館を在来線で9時半くらいに出発して、新幹線駅の新函館北斗に10時に着で20分少し。そこで1時間待ちだったんだけど、まぁ青函トンネル前の新幹線のための駅な感じでまじで駅前にはレンタカー屋と駅ビル以外、何もありませんでしたわ。

 新幹線で新函館北斗から盛岡まで約2時間で、12時45分に盛岡に着いた。今日は盛岡泊まりで時間があるが、今日もあいにくの雨。とりあえず盛岡といえば焼肉と盛岡冷麺なので、駅近くの名店を何店舗がピックアップして、なんとなく好み的ねぴょんぴょん舎にイン。普通にうまかった。焼き肉食べたあとに〆で辛目に冷麺に入るのがこんなに相性よかったとは、人生40年以上生きているけど、初めて知った感覚、勉強になりました。セットで焼肉はハラミと岩手金豚の2種もりだったのだけど、両方うまうま。焼肉でほてった頬に冷え冷えの盛岡冷麺はサイコーの組み合わせ感でした。我慢できずビールも1杯だけ飲んでしまいましたが、至福。f:id:mitomito777:20210814164642j:plain

f:id:mitomito777:20210814164720j:plain

 ホテルチェックインまでも時間があるので駅のコインロッカーでバックパックを預けて、とりあえず盛岡観光に。お城のない盛岡城公園をまずうろうろしたが、昼飯の時のビールが効いてきて、公園のベンチで一休み。冷夏のせいで蝉の鳴き声が弱く、遊ぶ子供の声と恋愛トークもどきをする地元の女子高生の声をBGMに少し昼寝。回復したので、公園横のもりおか歴史文化館に行ってみたが、入館料300円の割には満喫。盛岡の歴史、特に江戸以降、明治、近代のことが文化が知れて、勉強に。岩手の豊作を願う祭りのチャグチャグ馬はぜひ一度見たいと思ったしね。

f:id:mitomito777:20210814164808j:plain

f:id:mitomito777:20210814164859j:plain

 夕食は明日長期移動なので軽めにしようかと(あと毎日の暴飲暴食で胃も弱っているので)、じゃじゃ麺を食べに。グーグル先生にお伺いしたよさげな店が2店舗とも閉まっていたので、ぱんだというテキトーなじゃじゃ麺店にイン。グーグール評価はいまいちだったが、味はけっこう好み。麺を食べ終わった後に残りの麺に卵と入れて、溶き卵風スープを作ってもらう、チータンもお初ですが、大変美味しくいただきました笑。まだ少々時間があるので、北上川の河川敷でストロングゼロをお供に夜風にあたる。近くに誰もいなくてテンション高まって、一人野外カラオケしていたが、誰にも気づかれなかったはず、大声で井上陽水の少年時代と銀杏ボーイズの青春時代とスマップの夜空のムコウを熱唱してしまったが、気持ちよかったので良しとしよう笑。 

f:id:mitomito777:20210814164951j:plain

f:id:mitomito777:20210814165038j:plain

 ■7日目(8月13日)

盛岡 → 仙台 → 東京某所(自宅)

  今日は18切符で帰宅の電車旅の一日。9時に盛岡を出て20時過ぎに自宅に帰り着く。11時間強の長旅で、ある意味今回の旅で一番体力的にきつい旅程だが、年齢を重ねるごとにこういうのは無理になるかなとも思いつつ、今回やってみることに(高校生や大学生の旅程の建て方みたいだしね笑)。9時に盛岡を出て車窓は田んぼが続き、ずっと雨。仙台に12時半くらいに着き、当初はこのまま止まらないで行く予定(仙台は年数回出張に来るので新鮮さもないので)だったが、小腹が空いて牛タンも久しぶりに食べたくなったので、下車。当初は仙台駅地下の飲食街の牛タンロードの嘉助で牛タンが食べたかったんだけど、長蛇の列だったので断念。近くの洋食屋で牛タン重と牛タンビーフシチューをチョイスしたんだけど、これがうまうまー。今後仙台に来たときもリピート確定感。生ビールの泡の注ぎ方もサイコーでファンになりました。なお「浅草亭」という店名だったけど、定員さんに聞いたけど、浅草の洋食風ととのことで、浅草に本店があるとかなく、関係ありませんでした。

f:id:mitomito777:20210814165212j:plain

f:id:mitomito777:20210814165138j:plain

 雨なんで仙台では地下街から出ずにうろろしてら時間が来て、14時の電車で帰路を続ける。けっこう乗り換えが多く、福島、北白河、黒磯、宇都宮など乗り換え多く、乗り換え停車時間もそれぞれ少なく、眠れず。18時半くらいに宇都宮で20時半くらいに上野に着。そしてそこから21時前に最寄りの駅に着いた次第。やはりLCCで長期旅行は海外に行くのがここしばらくの夏だったけど、東北、函館の普通電車での移動を通して日本の広さを久々に実感でき、食い倒れもでき、けっこう楽しかった。政府のコロナポジショントークに惑わされず、これからも自分での自己管理して(もちろん無謀な無理はせずに)人生を楽しんでいこうと再確認した旅行でした。最後に21時前に着いた上野の駅構内はなかなかのガラガラ具合だったこと記して、書き終わります笑。

f:id:mitomito777:20210814165253j:plain

夏の東北・函館ぼっち旅まとめ②

f:id:mitomito777:20210814163101j:plain

■4日目(8月10日)

青森(フェリー)→ 函館

  この日は青森から函館までのフェリー移動日なんだけど、朝からすごい強風。予約していたフェリーは11時35分だったのが、傘がさせないほどの雨と強風だったので、青森駅前の地下にある朝市をぶらぶら。お盆、コロナもあり人は全然いないのだけど、モノは安い。さすがに買えないが新巻鮭が1匹1000~2000円で売っている激安店もあり衝撃を受けたりした。朝市内の食堂で鮭の塩焼き定食をいただく、実はほっけが食べたかったんだけど、なくて。でもこれがうまうまーで白ご飯とむっちゃ合って、朝からの至福。

f:id:mitomito777:20210814162230j:plain

f:id:mitomito777:20210814162326j:plain

 暴風の中でタクシーで青森港へ。普通にフェリーは出航したが、街中の風で船が揺れることを心配していたが、船はあまり揺れず、雨はずっと降っていたが、船旅を満喫。船内も人はまばら。ウィスキーとつまみで軽くやりながら、昔からフェリーでは楽しみにしていたカップヌードル自販機も堪能。なんか船でカップヌードル食べるとすごく美味しそうに感じるんだよねー、これもノスタルジーなのかな笑。

 

f:id:mitomito777:20210814162432j:plain

f:id:mitomito777:20210814162505j:plain

 4時間弱かかり、15時半くらいに函館に到着。小雨の中函館に人生初上陸。小雨なのでとりあえず港から街までの感じも見たいので、歩いて行くことにした。しかしホテルまで歩いたら1時間かかり、雨が激しくなってきたので、JR五稜郭駅から函館駅までは電車で、幸いすぐに電車来て、スムーズにホテルにイン。ただ雨が激しくなってきたぼで、1日目に行こうかと思っていた函館山はあきらめて、函館駅、函館港周辺をぶらぶら。函館といえば有名なラッキーピエロで遅めの昼食。評判の唐揚げをはさんでるチャイニーズチキンバーガーとホワイトソースポテトがうまうまーな感じ。値段も700円くらいと値ごろ。これは地元民、観光客問わず、すごくコスパよく、楽しめるな。地元民だったらリピート確定もんだわ。ビールも飲めるし、おつまみもそれなりにあるし、ぼっち飲みにも最適な感じも。その後函館港を通って観光地の赤レンガ倉庫街に行くが、風情はあるが、お土産物屋とレストランの集合体なんで、まぁつまらなかったな;;

 

f:id:mitomito777:20210814162610j:plain

f:id:mitomito777:20210814162643j:plain

 ホテルで少し休んだあと、そんなにお腹も減ってなかったが、9時過ぎに地元に居酒屋を物色。函館のみ2泊で明日は観光デーで移動がないので、電車の時間を気にしなくていいので、少し安心感もあった。何気にちょい飲みセットにひかれて入った地元の居酒屋が大当たり。知り合いの漁師から直買いしたという津軽海峡のまぐろ中トロが800円だったのでなんとなく頼んでみたらこれが大当たり。ほとんど大トロで都内で食べたら多分3000円以上確定だし、地元店はこうした大当たりがあるので探索は辞められないんだよねと、再認識。ほんと食べログとかはクソだしね(グーグール地図の評価はけっこう参考できるが、主観もあるので、やはり自分探しも欠かせないし)。なんかお店気に入ったので夜食用に牛すじカレーもテイクアウトしましたが、これもかなりのうまうまーでした、うんいい日だったな。

f:id:mitomito777:20210814162750j:plain

f:id:mitomito777:20210814162823j:plain

■5日目(8月11日)

函館観光

  この日はとりあえず一日観光デー。まず朝は函館朝市で朝食を物色。朝市も人はまばら。カニ、いくらの2色丼にカニ汁セット1100円を食べるが、まぁー観光価格でふつーな感じ。うに丼とか高めの3色丼はチョイスしなかったが、まぁここでは最高の美味を望むのは少し難しいか。その語函館市電で1日乗り放題券(600円)を買って、五稜郭駅で下車し、五稜郭へ。入口で何故かどこから来たのかとアンケート調査され、なんとなく仙台と答えてしまいました……。まず五稜郭タワーに登って五稜郭を堪能。当たり前だが五稜郭は五角形なんだよね、いろんなタワーに登ったけど、高さは107メートルとたいしたことないけど、分かりやすくいろんなモノが見れて、観光タワーとしては俊逸なタワーで、堪能しました。あとぼっちで五稜郭を見下ろしながら、新選組ソフトクリーム(ラムネ味)を食べたが、ラムネ味のソフトはお初だったが、なななかにうまうまーでした。次に函館奉行所へ。これは復元だけど72畳の大広間は思わずでんぐりがえりしたくなる、解放感でした(人がいない感もよかった)。

f:id:mitomito777:20210814163028j:plain

f:id:mitomito777:20210814163101j:plain

f:id:mitomito777:20210814163144j:plain

 その後なんとなく思い立って、ぼっちで五稜郭のお堀ボートに乗ってみようかなとトライ。そしてこれが大失敗……。ボートに乗るのは実に15年以上ぶりで始めは漕ぎ方を忘れていた前に進まなかったことに加えて、蓮がオールにからみつき前に進まないスポットもかなりあり、なかなかに腕パンになったわ。さらにぼっちでボート漕いでるの多分俺だけだったし…。ただボートはお堀に少なく、静寂の中で水面から眺める五稜郭もなかなかオツなもので、なかなか楽しい体験ではあった。ちなみボート代は基本料金2000円(50分)に1時間延長で4000円かかったけどね;;(うまくいけば一周は50分+30分前後までに行けるらしいのだが…)

 

f:id:mitomito777:20210814163251j:plain

 五稜郭の後は函館山へ。登りはロープウェイで3分で頂上へ。行きも歩くから迷ってたんだけど、やっぱりローウェイからの風景も堪能したかったので、インバウンド客がいないので、ロープウェイもスキスキで快適でした笑。函館山からの景色ま確かに絶景で、木更津やパタヤとかもそうなのだけど、やっぱり湾岸の街の山からの景色は、見るほどにバランスがよくてなんか吸い込まれる感じで気持ちいいんだよね。百万ドルの夜景とはよく言ったもので、街が稼ぐ金額は東京の夜景なんかの方が圧倒的にすごいが、夜景で感じる情緒的な価値は函館の方が圧倒的だよな。そして帰りは函館山から歩いて下る。意外と時間がかかって麓まで約1時間くらいだったが、その間すれ違った人は1人だけだったな、車もちらほらで、やっぱりみんな雰囲気を楽しむためにロープウェイで来るんだろうね、改めて感じた次第。

f:id:mitomito777:20210814163340j:plain

f:id:mitomito777:20210814163409j:plain

 函館山を下ったら、そうえいえば近くに函館でけっこう人気の温泉の谷地頭(やちがしら)温泉があったことにグーグールマップで気づいたので、急きょ温泉に入りに行ったが、結局これが大正解。温泉は茶色硫黄系でなかなかに疲れに効く感じ。一番良かったのがサウナの横に露天風呂があって、サウナの後にすぐに露天風呂に入る解放感はまじでサイコーだった。火照った身体と露天風呂のそよ風の相性はまじでサイコーすぎた。フルチンで風呂場で昼寝していたおっさんはご愛敬として、また来たい温泉だった。ただコロナ対策なのかしらないが、温泉下の食堂休息所にビールがなかったのは残念だった。そしてそこらか観光名所の立待岬まで歩く。途中はずっとお墓で、お墓にカラス、石川啄木の墓なども通り過ぎて、岬に。北海道の岬はどこもそうなんだけど、とにかく広く、絶壁だ。本州の岬には感じることができない壮大さがある。ただ自殺のメッカでもあるのだろうな、周囲にちょっと可愛いアイテムや自殺をとどめさせるメッセージなんかもあり、さもありかん感もあり、人生の無常観を感じさせたりもする。ちなみ歩いて立待岬へ来たぼっち客もここでもぼく一人。夕焼けキレイだろうなと思いつつも、小雨で暗さと帰り道の怖さもあり、18時半過ぎに後にすることとした。

 

f:id:mitomito777:20210814163920j:plain

f:id:mitomito777:20210814163955j:plain

f:id:mitomito777:20210814164030j:plain

 夕食は函館に来たからにはイカを食べないとだめだという変な使命感で、地元居酒屋の「イカ太郎」にイン。接客態度はすごくよくて店員の女の娘に好印象。とりあえず時価イカ刺しが、今日は1680円なので頼んでみた。頭を切られても動くイカの変な動きに罪悪感を感じつつも、おいしくいただく。ここは全般にすごく美味しくて、馬テキとホタテのバターチーズオーブン焼なんかも、かなりうまーうまーで満喫。合計6000円と今回の旅の夕食で一番高かったが、満足度も高かったし、よしとするかな笑。帰宅。その後夜食にぜひとも食べたかった、地元コンビニのハセガワストアにやきとり弁当(北海道でのやくとりは豚の串焼き)を食べたくて、買い出しに。ただ最寄りの函館駅前店舗が既に閉まっている時間帯だったので、1㌔ほど先の別の店舗へ、はるばると買い出しへ。そして10時前にホテルへ帰還。疲れていて、かつ数時間前に居酒屋に行ったのに、それでもハセガワストアのやきとり弁当は豚とタレの相性抜群でうまうまだったわー。注文受けてから店内で焼いてくれるシステムがサイコーすぎる;;この弁当が500円とはサイコーだね。ちなみに昼過ぎにも、函館山ハセガワストアで買った筋子おにぎり(150円)と鮭おにぎり(100円)を食べてうまうまーだったので追加しておく笑。

f:id:mitomito777:20210814163826j:plain

f:id:mitomito777:20210814164122j:plain

f:id:mitomito777:20210814164158j:plain