みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

中国からの荷物が届かない。

 たまにECサイトから中国発送の商品を購入するのだが、1月始めに注目した商品が、1カ月近く経っても届かない。

 普段は1週間程度で届くことも多いのだが、配送状況を確認しても、商品は「配送済み」に既になっており、配送予定日はとっくに過ぎている。特に税関でひっかかるものでもなく、ECサイトに連絡しても、メールでの回答は「発送確認はできています」との対応だけ。さすがに心配になってきたので、ネットで検索してみると、今、中国からの国際郵便は、なかなかの遅配、欠配が続いているようだ。

 「中国、荷物、届かない」で検索すると、日本郵便のホームページに行きついたのだが、「新型コロナウイルスの感染拡大による中国あてのUGX(ゆうグローバルエクスプレス=国際宅配サービス)の一部引受停止及び送達遅延に関するお知らせ」が、1月29日に更新されていた。

 そこには、「中国での新型コロナの再拡大に伴い、一部地域の配送網に影響が出ており、そのために1月22日以降、多くの地域でUGX(行郵税配送サービス)について、一時的に引受を休止する」との旨が書かれてあった。遅延・休止地域はかなり中国全土にわかり、内モンゴル自治区から、河北省、四川省雲南省福建省北京市など14の地域が表記されていた。経済活動が活発な上海、広州などが含まれていないのはまだ救いだが。

 現在の中国の新型コロナ事情はそこまでひどくないと認識していたので、NHKの発表サイトで中国の直近の新規感染者の現状を調べてみたのだが、1月の新規感染者数は1日100人前後で推移。これは、日本の国内の新規感染者が1月始めには1日8000人に迫り、今も少し減ったとはいえ2000~3000人前後で推移することを考えると、圧倒的に少ない。人口要素を含めると、なおさらだ。ちなみにコロナ感染者最大のアメリカの1日の新規感染者は最大だった1月2日には30万人を超えており、今も15万人前後で推移しており、さらに厳しい状況が続く。

 しかしここで大きな疑問も湧く。何故足もとはこんなに少ない中国のコロナ新規感染者の中、コロナを理由に、国際郵便が大幅に遅延しているのか。これまでの中国の捏造情報に触れ過ぎている中で、嫌な未来図が見え過ぎてきて、なんだか、もやもや感が抜けない。