みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

 衣食住+趣味の優先順位こそが、人生には欠かせない②

 前回に続き、衣食住+趣味の優先順位についてのオラの今のところの考え方をまとめていきたい。まず「衣」についてだが、40歳を過ぎて、ファッションにはだいぶこだわらずになり、着やすさにかなり重点を置いているが、でもなんとなくまだこだわってる部分もある、そんな感じだろうか。ただ店で買うことはもうほとんどなく、服を買うのはだいたいネットで、UNIQLOジーユーで80%以上。それにワールドオンライン、ゾゾ(中のビームス、シップスあたり)、アダストリアくらいだろうか。買う頻度は、春、夏、秋にだいたい1~2万円づづ、重衣料の多い冬に3、4万(たまに大きいものを買うと跳ね上がるが)で、年間合わせてせいぜい8~10万円くらいだろう。あんまり金をかけず、必要なものをなんとなく買っているだけの感じだ。ただそこまでダサいかっこをしたくないし、少しだけのこだわりもあるが、スタンドカラーシャツにジャケットを羽織りたいとか、そんくらいの緩いもの。

 実はオラは大阪時代には、ファッション系のメディアで働いていて、一時期ファッションの歴史から素材、製造、卸、小売り事情までけっこう勉強したんだよね。薄い知識で専門学校卒コンの審査委員とかもやってたんだわな;;今の生き方と思うと隔世の感だが早めにそんな業界から抜けれてよかったんだろうね今に思うと笑。まだ2000年代前半のアパレル御三家は、オンワード、ワールド、三陽商会で、今と比べると、その存在感はまだまだ半端なかった。当時はそのファッション業界の中でのステータスはUNIQLOより大きく上だった。オンワードはメンズ、レディースともに23区だとか自由区だとかなんとか区ブランドがまだまだ人気だったし、ワールドもスパークス構想という製造販売一体化施策でかなりの複数ブランドを展開。確かオゾック、INDIVI、メンズでもタケオキクチあたりは、売上100億円を超えて200億円近かったんじゃないかな。三陽商会は90年代後半からの安室奈美恵バーバリーブルーレーベル、ブラックレーベルブームの残滓がまだまだ続いていたし。2000年代も既にアパレル不況と言われていたが、今に比べると高い服もまだまだ売れていたし、2007年前後から数年のインポートジーンズブームのときは、5万円超えのジーンズをオラも買っていたもんな。それが今では、かつても御三家の存在感がどんどん消え、UNIQLOジーユーが圧倒的な存在感になってしまった。まず最初に厳しくなったのがワールドで、佐山展生に騙されて事業の迅速再編のためにとか言って、リーマンショック前にTOB上場廃止して、それでお金が回らなくなって、一気に厳しくなった。三陽商会は、2015年にバーバリーのライセンス契約が切れ、またたくまに業績が悪化した。オンワードは前の2社に比べたら落ち込みはまだ緩やかだったが、百貨店の衰退に合わせて厳しくなり、今では流通販路が分散されているワールドよりも厳しくなったのかもしれない。それに合わせてかどうか知らないがオラもどんどんファッションへの興味も薄れて、今に至っているわけだが、今後も薄れることはあっても、増すことはなく、生活の優先順位も低いままだろうね笑。

 そして最後に趣味だが、これが一番難しい問題だ。一番いいのは、勉強系を趣味にすることなんだろうけど、なかなかに難しい。資格や語学を趣味化しているクラスタは正直羨ましい、そこまでの情熱が持てないからね。またいつかブログに書こうと思っているんだが、独身男は年をとればとればよりオタク化していくことを余技なくされるんで、そこにフォーカスした勉強を探すのが一番いいんかな。ただオタク化と言ってもアニメやアイドルでなく、歴史や芸術がらみのこだわりが増す奴が多い気がする。オラも40歳過ぎてから歴史の流れや因果関係、こだわりがやたらと強くなり、昔は日本史、世界史を流れで知っていればいいと思っていたのだけど、今では、人類史、アメリカ史、ローマ史、イギリス史、オスマントルコ史などの今まで知らなかった地域の歴史の詳細も気になりだし、日本史でも、藩ごとの流れ、食品の歴史、砂糖、お酒の歴史など、今まで興味なかったつながりの歴史に気になってくるんだよね。そんな感じ。これ以上詳しく書くの疲れたんで、今回はこの辺で。また機会があれば独身オッサンのオタク化傾向についても、思考の整理として、一つの記事にまとめてみるつもりです。