この前、仕事でがらみで、ものすごく面白くない講演会を聞いた。本当に苦痛以外の何物でもない1時間半を過ごした。で、人の心に全く響かない講演会は、どこが悪いのか、思い返してみることにした。
ひどい点を羅列していくと、
▽話の事例が、どれもかなり古い(10年以上前の現実にそぐあわないネタばかり)
▽説得力が全然ない(事例を出して、そこから結論を導き出そうとしているのだけど、本当にしょぼい結論しか、言わない。また成功への過程がすべて不明瞭。)
▽話の事例、登場人物に全く共感できない。
▽話が、突然跳び過ぎる
―などなど、あげればキリがない感じだった。
しかしこのおっさんはどうして講演会に招かれたのだろうか。個人名は出さないが、そこそこの著作もある。主催者と個人的に知り合いなのか?まぁコミュニケーション能力だけはあるのだろうか。もしくは昔はそれなりに面白い話をできたが、劣化したのだろうか。
とりあえず思ったこと。話のネタには賞味期限があるということか。どんだけ当時最先端な事例でも、時間が経てば、周回遅れになる。そんだけのことかも知れない。
とりあえず常に動いてインプットし続けていかなければ、アウトプットも枯渇するということか。まぁいろいろと考えさせられるほど、つまらない時間を過ごした講演会だったけれど、逆にいろいろ考えさせられた。まぁ考えるきっかけをもらったので、ある意味、意味のある講演会だったのかもしれないな笑。