みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

アニメ、ドラマ、映画雑感

昭和ノスタルジーは終わりかけの今の時代の象徴。

クドカンの「不適切にはほどがある」の中の1986年(昭和61年)の昭和の世界の懐かしさが注目を集めている。少々大げさな描写も多いが、セブンスター170円、「シェイプラップ乱」、「転校生」、尾身としのり、まだ左翼化してないアイドルキョンキョ…

個人的なジブリ雑感。

まだ観ていないのだが、宮崎駿の「君たちはどう生きるか」がおおこけしそうな悪寒だ。既に観た2人の知人から感想をネタバレ禁止で聞いたが、まぁつまらなかったというのが大まかな感想だった。ネットでも有名人を使ったただけで消化不良との声が目立つ。観…

「 おかえりモネ」には「ドジっ子感」が足りない。

NHKの朝ドラ「おかえりモネ」が始まって既に中盤を超えているが、全く面白くないので、その理由をなんとなく考えてみた。基本NHKの朝ドラは、明治~昭和を舞台にヒロインの生涯を描いた「女の一代記」と、ヒロインの現在に向かっての成長を描く「現代モノ」…

異世界転生アニメ進化論?今や、女子高生が異世界転生して蜘蛛になる時代か。

1月から始まった今期アニメ「蜘蛛ですが、なにか?」に、けっこうはまっている。女子高生が異世界転生し、なんと蜘蛛に生まれ変わり、蜘蛛の姿のまま自力でサバイバルするという、なんか色々なテイストが詰め込まれた作品だが、これがなかなかに面白かった…

なつぞらが終わり、スカーレットが始まる。

NHK朝ドラのなつぞらが終わり、スカーレットが始まり、1週間が過ぎた。入口から孤児、3兄妹ばらばら、いきなり北海道など入口から過剰なくらいの戦後の波乱万丈感を醸し出し始まったなつぞらに対して、スカーレットは同じ戦後で同じ年ごろのスタートながら…

新海誠の「天気の子」に感じるもやもや感(一部ネタバレあり)

新海誠の最新作の「天気の子」を観てきた。初めから終わりまでもやもや感が続いてとれなかったというのが、正直な感想だ。確かに新宿をはじめとする景色は強いリアリティがあり、都会の喧騒と時折見せる静けさの対比の映像も俊逸だった。普段通り過ぎる新宿…

京アニ放火と無敵な人という社会維持コスト。

京都アニメーションが放火され、30名超アニメータが亡くなった。悲惨の一言でかたずけられない事件だ。でもやはりこの事件へのもやもやとした感情に触れないわけにはいかないと思い、ブログを書き始めた。 京都育ちの僕にとって、京都アニメーションはハル…

なつぞらに感じる昭和の少女漫画性。

4月から始まったNHKの朝ドラの「なつぞら」がなかなかに面白い。始まってまだ10日間なんで評価はこれからの部分もあるが、北海道・十勝の風景がなつをめぐる物語の始まりを、心地よく奏でている。主人公のなつ、東京と十勝に離れ離れになった兄、妹、…

勝手に選ぶ2010年代のNHK朝ドラランキング①

365日の紙飛行機 / 山本彩 ​ 最近趣味を聞かれると「朝ドラ(NHK)を観ること」と冗談交じりだが、応えることが多い。昔からなんとなく朝ドラが好きで、中高生の時は既に通学している時間帯なので、なかなか生で観ることはできなかったのだけど、大学生に…

新朝ドラ「まんぷく」が始まって4日目。OPの安藤サクラの笑顔の薄気味悪さにいまだに慣れない。

NHKの新朝ドラまんぷくが始まって今日で4日目を迎えた。朝ドラを時計代わりにするアラフォーリーマンなので、とりあえず初回から観てはいるが、正直今のところの感想は微妙というところか。さすがに前回の半分青いの後半のフルストレスの脚本からは解放…

未来のミライがびっくりするほど面白くなかった件について。

細田守監督の「未来のミライ」を観に行ってきたのだけど、そのあまりの面白くなさに驚愕してしまった。時をかける少女、サマーウォーズの初期作品は大好きだっただけに、本当に残念だったわ。本当に才能の枯渇とは恐ろしいな。どうして映画製作の上層部はこ…

モンテクリスト伯が面白い理由

今週木曜日で最終回になるディーン・フジオカ主演ドラマのモンテクリスト伯をけっこう楽しみにしている。はじめは正直どうかなと思っていたのだけど、やはり原作の面白さは偉大だなと再確認している。 モンテクリスト伯はアレクサンドル・デュマ(父の大デュ…

半分、青いの今のところの感想。

NHK朝ドラの半分、青いが始まって2週間が経ったので、朝ドラウォッチャーとしての感想を少々。 とりあえずの感想は、今のところ悪くない。北川悦吏子のわざとらしい脚本は少しマイナスだが、鈴愛(すずめ)の子役の女の子の昭和の女っ子ぽさがなかなかい…

阿久悠の隠れた名曲アニメソング。

宇宙船サジタリウス スターダストボーイズ.flv 阿久悠は生涯で5000曲を超える作詞を行った(2位は確か松本隆の3500曲ぐらいだったたずだ)。ピンクレディー、沢田研二、都はるみ、八代亜紀……。70年代の毎週の歌謡曲のトップ10に3曲以上阿久悠…

三ツ星カラーズの上野。

今期のアニメでは、なんとなく「三ツ星カラーズ」が一番好きだ。特に華やいだ設定もどきどき感もないのだけど、なんとなく見入ってしまう。会社が秋葉原と御徒町の間くらいにあるので、アメ横、上野公園などは徒歩圏内なので毎週のようにその辺をぶらついて…

チンプイはもっと評価されるべき。

アマゾンプライムでチンプイを観ているのだけど、予想以上に面白い。1989年放送なので、オンエアーしていた時は、まだぎりぎり小学生だったんはずだけどそんなに真剣に観てはいなかったのだけど、けっこう覚えていて懐かしい。主人公の声は林原めぐみで…

いぬやしきにハマリ中。

今期のアニメの中では、いぬやしきが断トツで面白い。「GNATZ」では消化しきれなかった奥浩哉の日常と非日常の感覚が、人間兵器にされた2人(高校生と70歳に見える58歳の男性)に両極端に投影されてて引き込まれる。奥浩哉の作品は、デビューからすぐの…

さすがに映画を毎日1本観るのは疲れるね。分かってはいたことだけど。

少し書くのが遅れたけれど、10月の毎日1本映画観る月間に観た映画の一覧。毎日1本はさすがにクリアできなかったけど、月31本の毎日1本ペースはなんとかクリアできた。しかし、後半仕事が忙しくなっている中でかなりきつかった。まぁしばらくはのんび…

「わろてんか」が本当につまらな過ぎる。

NHKの朝の連ドラ「わろてんか」が始まって、もうすぐ3週間が経つ。朝ドラウォッチャーとして、始めはつまらなくても徐々に面白くなるだろうという淡い期待のもと視聴を続けてきたのだが、ついにこれは無理じゃないかなという限界に達しつつある。前の「ひよ…

1日1本映画を観るのは本当に大変だ。

10月を映画月間と個人的に決めて、毎日1本以上(月に30本以上)映画を観ることを毎日のルールに課しているのだけど、まぁー1日1本映画を観るのは大変だ。アニメやドラマと違って映画はある程度集中力は必要で、ながら視聴ができない映画もけっこう多…

みね子は今年71歳。

毎日NHKの朝の連ドラ「ひよっこ」を楽しみに観ている。いい人ばかりで悪い人が全然出てこない世界観に少し戸惑いながらも、貧しいけど、毎日がキラキラしている乙女たちの日常を毎日楽しみながら、その当時の風景を想像している。 主人の谷田部みね子は1…

猫背、眼鏡っ子は生きづらい時代の共感トレンド

matome.naver.jp NHKの朝の連ドラ「ひよっこ」が面白い。茨城篇もよかったけど、東京篇になってさらに楽しみになった。 主演の矢田部みね子役の有村架純が可愛いのはは当然のこととして、他の登場人物もみんな魅力的だ。特に初登場以来注目されだした青天…

べっぴんさんをやっと見終わったんだけど。

NHKの朝の連ドラ「べっぴんさ」がやっと終わった。 感想は一言、始めから終わりまで、「うーーーーん」という感じか。 芳根京子は悪くはなかったのだけど、やはり19歳(撮影当時)の女優が60歳過ぎまで演じるのは少し無理があったと思う。さらに戦後…

うさんくさいけど、とても優しい。

「ひとつ屋根の下」のドラマを観た。それこそオンタイムで放送していたぶりに観たかもしれない。Dテレビで無料でやっていたから。1作目の方だ。観ながらなんだか、泣きそうになったよ。うさんくさいけど、とても優しいから。 1993年の作品だから、今か…