みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

弊社株主総会をなんとかクリアしたった。

 週初めに大阪で、株主総会を開催してきた。中小零細企業株主総会は、オーナー家に、社長と役員が文句を言われる公開処刑の場なんだけど、なんとかクリアすることができた。社長2年目で社長の立場で初めて参加する株主総会だったのだけど、まぁ気苦労の多かったイベントだったんですわ、これが。

 これまでもお仕事関係や公開株式の株主総会には株主側として何度も出席したことはあったのだけど、株主総会は、自分が司会、主催側となると、これほどめんどくさいものはないな。株主の立場から、上場企業の決算短信や説明会資料を読むとき、ポジショントーク過ぎてたり、何が言いたいのか分からなかったり、いらいらすることも過去にはあったのだけど、決算説明資料を作成する立場に立って初めて説明会資料をつくる時の制約、言い回し、数字説明の面倒くささを深く実感する羽目になってしまった。上場企業の決算説明資料とは比べるまでもないのだけど、中小零細企業と言えども、決算説明資料を作るのはなかなかに骨が折れるもので、経理社員に手伝ってもらいながらも、結局決算説明会資料を完成させるには、隙間時間を重ねてだが1か月近くもかかった。

 そして月曜日の株主総会の本番。司会を自分(社長)がする承認を得るというちょっと恥ずかしい手続きから始まり、決算説明資料をとりあえず噛みながら朗読する。15~20分ぐらい。そして質疑応答。当初は1時間半くらいで終わらす予定だったのに、結局3時間くらいかかり、なかなかに疲労困憊だったわ。当日の話し合い内容は、社内秘密が大半で、売り上げ、利益、財務の話も多くて、ここでは全く書けないのだけど、まーいろいろと深くつっこまれましたわ笑。さらに会社の10年後、20年後を見据えた長期ビジョンを思い描き、マイルストーンを積む重ねていくべき的な正論のアドバイス的なご教示もいろいろとされたわけで。ちな、弊社の株主の一人は今は定年退職している単なるおっさんなんだけど、数年前までは一部上場企業の常務あたりまで出世していたまぁ世界では勝ち組経営者の一員だったわけで、今は経営から離れたとはいえど、中小零細企業の経営なんて生ぬるくうつりまくりなんで、いろいろとフルボッコ論破されましたわ。当日の内容はさすがに公開ブログなんかに詳しく書けない話のオンパレードであるんだけど、来年も同じ時期には株主総会を開かなけれならないわけで、来年の自分のために、メモ的に今の気持ちをまとめた次第だ。