みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

東京都知事選が全然盛り上がっていないと感じる。

 個人的な主観なんだけど、間近に迫った7月7日東京都知事選が全然盛り上がってないように感じている。立候補告知までは、過去最高の56人に立候補ということである種のギャク要素もあり盛り上がっていたが、そのうちの半分がNHK党の話題づくりと売名行為で、選挙看板スペースを売却したことが一部で話題を集めただけで、ほぼ選挙活動せず、まさに問題外。事実上小池百合子、蓮舫、石丸伸二あたりがメイン候補として注目されているが、小池百合子カイロ大学学歴ロンダリングの真っ黒けで、蓮舫も「他人に厳しく自分に甘く」を実践しているだけの小物で、コアの一部支持者以外からは嫌われ放題。石丸伸二も、当初は若さとクリーンな政策でうまく売り出せそうだったが、支持者に守秘義務を結ばせるなど裏のどす黒い顔が公にも知れ渡りだして、嫌悪感が増し、得票が伸びなやむことは確実だろう。

 そのほかにも、完全に過去の人の清水国明も唐突の立候補は話にならないし、ドクター中松96歳の立候補は売名行為を通り過ぎて、まったく面白くもない。田母神さんの政策には若干のシンパシーを感じるものの、やはり極右感が強すぎて投票はできない。今の個人的な東京都知事選への所感はこんな感じだ。

 なお個人的な薄い交友関係でも、東京都知事選を話題にする人は皆無で、投票日がもう数日に迫っているのに、その関心のなさを肌で感じさせられる日々だ。個人的な選挙システムへの考え方は、庶民に与えられた権力への抑止力の機会だと考えている。権力はその始まりから腐敗とセットであり、できるだけ権力者に恐怖を与えるような得票バランスを作り出すことが庶民にとっては最適であり、政治家が恐怖を感じるような得票体制にもっていかなかればならないと思っている。ゆえに自分的には、たとえ支持していたとしても、これまで1番人気の当選確実な候補者には投票したことがない。もし自分が支持者でかつ投票しなくても、圧倒的人気の候補者なら投票するはずだし、ぎりぎりの投票の方が、政治家としての危機感と覚悟が高まるはずだからだ。今回も、どうすれば選ばれた新しい東京都知事、そしてその先にある既存政治家が恐怖を覚え、庶民の方を真摯に向かざるようになる可能性のある、投票先の候補者を選んでいる。NHK党はかつてはその要素が少しはあったが、今は完全に賞味期限切れとなった。小池百合子蓮舫に続く石丸伸二も、都知事選立候補から化けの皮がはがれ過ぎて、もう投票しようとは思わない。おそらく彼の得票率は事前のマスコミ予想よりかなり下になるのではないかと、勝手に推測している。ということで、誰に投票するのかというと、仕方がないのだが、今はひまそらあかねしかいないようだ。個人的には彼のスタンス、言動は大嫌いなのだが、石丸伸二と違って、権力を否定しながら自分が権力者になりたいという裏表がないのが、彼の魅力ではある。なんとなくだが、既存権力側の候補者に辟易して、結果ひまそらあかねに投票する人が、けっこういるような気もする。彼の当選は100%無理だが、自分の顔も出さず、ほぼ公式な選挙活動をしていないひまそらあかねが、もし3位から5位の得票数を集めれば、既存政治家は、声を出さない庶民を恐れる大きなきっかになるはずだ。そんなことをなんとなく考えている。 

 今日は、夕方に虫歯だった親知らずを歯医者で抜歯したため、酒が飲めない。少し頭が冴えているので、こんな便所の落書き風のブログを書いてしまったが、ここに書いたことが、自分の今の日本の腐敗政治への偽らない向き合い方の本音だ。