みとのひとりごと

30歳を過ぎてから上京したアラフォーの関西人。独身。人生いまだ考え中。昭和の残香がするすみっこが好き。

Hagex刺殺事件に再確認にしたネットの村社会性リスク。

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 Hagex氏が低能先生に刺殺された事件で、個人のネット社会でのリスクが改めて浮き彫りになった。Hagex氏はたまにブログをなんとなく読み流すだけで、氏のスタンスには特に何も感じないのだど、そもそも炎上リスクをコントロールできると信じているとこに彼のミスがあったんだろうね。氏の死を悼む人たちは彼は実はいい奴で発言でもやり過ぎないギリギリの範囲を守っていたと振り返っていたが、全てが主観に過ぎないんだよな。世の中にはものすごく沸点が低い人間がけっこう居て、そこに全身全霊で自分の正論をぶつけてもそれは火に油を注ぐだけなのだ。思えばネット社会は自由な意見が反映する反面、不自由にも満ちている。同じ価値観を持つ同志がコミュニティを形成すれば、それはパラダイスかもしれないが、その価値観を持たない人たちにとってはそれは怒りの対象にしか過ぎない。それが今回の刺殺にも結び付いたのだろうね。

 特にコミュニティが狭ければ狭いほど自分と合わない場合の疎外感は増し、それが悪意に変わる。氏の属していたコミュニティについては詳しく知らないが、(周辺人口は知らないが)コアメンバーが小さなコミュニティであることは確かだろう。その中での炎上は本当に命取りになるんだなと。見ず知らずの大金持ちの暮らしには嫉妬しないけど、自分とたいして変わらないステータスのはずの大学の同級生、会社の同僚、隣の主人が自分よりいい暮らしをしていると知った時に感じる嫉妬と同じ類のものだろう。人はどこでも同じなのだ。Hagexと低能先生は同じコミュニティに属し、その小さな村社会の中で、低能先生の方は味方の多いHagexを嫉妬していたんだなと。ネットは自由を演じながら不自由な村社会で人をがんじがらめにする。ネットは自分を実社会から開放するかもしれないが、別の村社会に精神をがんじがらめにされる。そんなことを感じさせる事件だった。

 ふと感じたけど、同じ炎上芸人でもイケダハヤトは見ず知らずの他人には刺されることはないだろうな。身内には知らないが。ふとそう思った。彼の誹謗中傷する企業奴隷のサラリーマンは不特定多数であり、多くのまっとうなサラリーマンは彼の炎上ブログの存在すら知らない。だからそこまで本気の恨みをかうことはないからだ。うっとおしいと思っている人間は多いだろうが笑。まぁテレビの芸能人の劣化版だね。テレビの中の人物に本気にムカつき刺殺しようとする人間はほとんどいないからね。あとリアルで出会う場面も少ないし。でもこれもAKBや地下アイドル傷害事件のように、距離が縮まれば縮まるほど、危うくなってくるんだけど。

 まぁこの事件がネットでの顔出しプロブロガーやユーチューバーにのマネタライズの転機になるのかもしれない。顔出しリスクを取るほどのメリットがどこまであるのか、多くのブロガーが考え直すことになるだろうね。朝日新聞記者がどんだけ捏造記事を垂れ流しても、一応会社が守ってくれし給料も補償してくれる(倒産までの当面は)。サラリーマンというものはありがたい。でもプロブロガーやユーチューバーにはそんな壁はなく、誰も守ってくれない。ネットリスク社会にどう向き合うか。大変だね。まぁこんな匿名弱小ブログにとっては完全に他人事なんですけどね。