みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

感情の損切り、あるいは夏の朝にキャッチボールを。

 最近いろいろと腹立たしい出来事があったんだけど、ブログにそれを書くといろいろムカつきがフラッシュバックするので、書かないことにする。とにかく日々を平穏に暮らしたいんだが、余計のことを考える今日この頃。

 人生で勝ち組となり得る人の大きな特徴はは、感情の損切りができる人間だなとつくづく思う。大きな失敗、過去の嫌なことを考えても時間の無駄なだけで、少しだけでも前に進んだ方がいいのに、多くの人が失敗、後悔を振り返ってしまう。だいたいそれは今の自分にとっては無駄なだけで、それを糧に前向きに生きるのならいいのだけど、とにかく今の自分の言い訳の正当化のために後悔を使う。本当に面倒くさい。感情の損切りをできる人間は本当に羨ましい。そして負けを負けと認めないから、他人から見ても大失敗でも、感情の損切りをして、先に進むことができる。羨ましいが行き過ぎもいただけない。ロートル政治家たちみたいに、自分ルールで犯罪を正当化する人間は気持ち悪すぎて、そういう人間にはなりたくない。でも羨ましくもある。まぁそういう人間は生まれつき脳へのセルトラニンやドーパミンの分泌が多いだけど、自分で勝ち得たわけではない先天的な要素が大きいのだろうだけど。

 ハイローズに、「夏の朝にキャッチボールを」という名曲がある。ハイローズで一番最高な歌。ヒロトマーシーの美学で、彼らは解散したバンドであるブルーハーツ、ハイローズの曲を歌うことはない。過去の一時として切り捨て、今の自分たちを生きるためだ。まねできないいざぎ良さだ。昔の名前で生きてます的な、かつてのヒット曲だけで生きている傍流歌手にも見習ってほしい。いさぎよくありたい。そんなこともふと考えた。まぁ他人の生き方なんで、それはそれなんだが。

 しばらくは人生のテーマは感情の損切りになりそうだ。晴れた朝にナチュラルハイでキャッチボールをして、そして常に自分史上最高でありたい。もしがそれができるようになったら、本当にそれが出来たら、ほんと最高の人生だな笑。

 


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