みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

西野、中田の教祖ビジネスはどこで終わるのか。

 オリラジの中田、キングコングの西野が相次ぎ、吉本を退社して、着実に破滅への階段を上っている。この2人は中身こそ違えど、共通点は多いが、最大の共通点は情弱の若者を搾取する教祖ビジネスだということだろう。世の中のまともな大人なら当たり前に知っていることを、いかにもえらそうに、聞こえのいいように、語る。そして彼ら自体に、人生経験が少ないだけあって、けっこうものすごく主観的で、普通に間違っていることも少なくない。(ただ間違っていることだけでなく、一般常識で正しいことも混在するのだからより始末に悪いのだが)。

 2人に共通なことは、今の世の中の既存システムの否定と、無責任な根拠の上にある「新しい常識」だ。確かに世の中は変わり、GAFAが情報革命を起こし、世の中を大きく変えたことは確かだろう。ただそれは彼らとは何も関係ない話だ。彼らがエラそうに語るビジネスはそもそも虚業であり、ユーチューバーなんて取引先がたった一つ(グーグル)に依存している零細ビジネスであり、西野も信者に依存しているだけどの薄っぺらいビジネスに過ぎない。

 そもそも西野のオンラインサロンなどでの信者ビジネスの規模がネットで言われているように8億円だとしても、それは所詮、年商に過ぎない。年商8億円というのは、ものすごいしょぼい中小気企業、もしくは零細企業の規模だ。もし西野が株式会社を経営していると仮定したら、事務所経費、販管費、社員人件費などもろもろのコストがかかる。サロン運営をはじめ、西野を支えるのはかなり人が必要で、手弁当の馬鹿を使うのはいいが、それも限界はあるだろう。10-20人スタッフを抱え、それなりの給料を払うとしたら、詐欺師まがいの経営をしない限り、たぶん年商が本当に8億円だとしても、西野自体の収入は数千万円で、さらに先行投資などしたら、すぐに破産リスクの上でのこととなる。

 さらに中田にいたっては現状の年商はせいぜい1-2億円であり、もしシンガポールに移住し、事務所をかかえ、スタッフを数人かかえるだけで完全に赤字で、数年で日本に帰ってくるのは目に見えていると思うのだが。ちなみにシンガポールの永住権を取るには160億円の資産証明が必要なので、まぁ確実に無理だしね。まぁ両氏とも教祖性にさらに磨きをかけ、関係者、スタッフをぼろ布のように使いたおしたら、この限りでないが。ただ逆に2人ともかなり嫌われ体質であるので、幹部スタッフに数年後に大金を持ち逃げされる未来もかなりの確率でありそうだと思っている笑。

 2人ともこれまで、その傲慢さを、吉本という酸いも甘いも知っている企業がバックで支えてくれていたことで、生存できてきた。ただ吉本の下を離れたことで、今後醜悪なスキャンダルが出まくり、世の中に叩かれることも見えている。既に西野は吉本退社の経緯を叩かれ始めており、すぐにでも終わるかもしれないが。中田もたたけば埃がでまくるだろうし。今後は、信者が、気持ち悪い姿をさらされた彼らを支え続けるだが、俺はまぁ無理だと思うけどね。終わりはけっこう早そうな悪寒だ。

 ちなみにこうした教祖ビジネスで今でもなんとか成功しているのは、スリムドカン斎藤一人氏だと思うよう笑。ライブドアホリエモンしかり、円天しかり、オウム真理教しかり、安愚楽牧場しかり激しくやり過ぎたのは軒並み失敗しているからね笑。

 まぁたいして興味がない2人の今後だけど、生ぬるくは注視はしていきたい笑。