みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

貴公俊を少しだけ可哀そうだと感じてしまう。

headlines.yahoo.co.jp

 貴公俊の付き人への暴力行為で、角界がまたややこしくなっている。そんなに相撲に興味があるほうではないのだけど、貴公俊と源治の兄弟とは数回居酒屋でたまたま何回か同席したことがあり、公俊の生真面目ぶりを目のあたりにしているだけに、今回の事件は本人が悪いことが前提なののだけど、同情する面があると感じてるんだよね。

 貴乃花角界での一連の対応、貴ノ岩の事件などで貴乃花部屋はよくも悪くも注目の的になっており、ここしばらく周囲には常にマスコミに囲まれている状態で、ストレスも半端なかったようだ。大相撲は旧時代の体育系の巣窟のような場所だけど、貴乃花部屋もそれが他の部屋にも増して厳しいようで、親方より先に風呂にも行けないような息抜きもできない状況らしい。さらに貴ノ岩の問題の発端ともなったように、幕内といえども外に遊びにも行くのも締め付けが厳しい。弟の源治はやんちゃキャラなんで、少しばかしは我儘をいってストレスを発散できたかもしれないけど、お兄ちゃんの公俊の方はキャラクターもやさしいお兄ちゃんであり、本当の性格も超真面目。日々の生活のストレスを内にかなりため込んでたんだだろうね。飲み屋の席での源治と公俊の2人の会話を聞いていても、源治がたたみかける口調で公俊に向かう場面が多かったし、ちょいちょい自分の方がすごいと主張する源治を、公俊がやさしく苦笑いする感じだったし。

 まぁ起こったことは仕方ないし、付き人に暴力を振るうのはもちろんもってのほかだと思う。でもテレビをはじめとする大手マスコミはさ、自分たちのふるまいが若手力士の大きなストレスになって、それが今回の暴力沙汰の遠因にもなっているんだと、少しは感じて反省してほしいと思う。これからつらいと思うけど、なんにせよ、早く貴公俊には立ち直ってほしい。

f:id:mitomito777:20180319164804j:plain

 

 

阿久悠の隠れた名曲アニメソング。

 


宇宙船サジタリウス スターダストボーイズ.flv

 阿久悠は生涯で5000曲を超える作詞を行った(2位は確か松本隆の3500曲ぐらいだったたずだ)。ピンクレディー沢田研二都はるみ八代亜紀……。70年代の毎週の歌謡曲のトップ10に3曲以上阿久悠作詞の歌が並ぶことも珍しくなく、まさに自伝「夢を喰った男たち」の中に描かれているように、ひとつの時代を作った作詞家だった。その阿久悠は多くのアニメ、特撮ソングも手掛けている。ウルトラマンデビルマン宇宙戦艦ヤマト。今でも耳に残る歌の数々が阿久悠の作詞だったんだなと、改めて驚かされることも少なくない。

 そんな阿久悠の多くの作詞の中でも個人的に大好きなのが、80年代後半に放映された「宇宙船サジタリウス」のオープニング(スターダストボーイズ)とエンディング(夢光年)だ。歌ってるのは影山ヒロノブ。確か土曜7時台の子供向けアニメなんだけど、その内容はけっこう子供心にも大人の寂しさを語る内容も多かったかのように思う。例えば主人公のラナ(カエル型のおっさん)は子だくさんなんだけど、ある時宇宙で遭難してしまう。数カ月(?)後に無事地球に生還するんだけど、その時は葬式が終わったあとで、家族は生命保険を受け取ってしまっており、奥さんはなんとか帰ってきたラナに、「あんたなんで帰ってきたのよ」と、辛辣な言葉を投げかけて、その存在を隠そうとする。子供心に本気で切なかったな。ちなみにラナの大好物だったラザニアは、このアニメで初めて知って、食べたくしょうがなかったっけ笑。

 このアニメのOPにもEDもまじで名曲なんだよね。ちなみにOPの歌詞の切なさは40歳を超えた今聞くと昔よりも涙なんだな。そして大人が懐かしがってるだけど;;

 

 

森友学園問題は、安倍昭恵の天然が引き起こした致命傷。

f:id:mitomito777:20180312195321p:plain

 森友学園への国有地売却での財務省の決裁文書書き換えについてえらいことになってきた。それまで朝日新聞の失策だとどや顔でダメ出ししてきた池田信夫や上念司をはじめとする自称有識者の豹変ぶりはおいといて、問題の元凶となった安倍昭恵夫人に対して一言書きたいなと。

 この人は直接面識はないんだけど、何度かイベントなどで見かけたことがあるんだけど、その印象は天然の一言。まぁ幅広い層の人間と仲良くするスタンスはいいんだけど、まぁどの団体に関しても、広告塔としての利用され方が半端ないんだよ。いくつかのイベントでのスピーチめいたのを聞いたことがあるのだけど、その内容のなさは当たり前として、その利用され感が半端なかったんだよね。まぁ森永製菓の創業家一族の娘で、裏口で電通に入社。安倍晋三とお見合い結婚したんだから、まぁ裏口、コネ一直線の人生。でも逆に言えば皆がレールをひいてくれて、人にこれまで騙された経験がないんだろうね。だからまぁ、バカがつくほどポジティブな天然になったんだろうね笑。

 でも個人的にはこの人のことは嫌いではない、ある意味ノブレス・オブリージュ(貴族の義務)を果たしているようにも感じるから。でも人生とは上手くできているもので、いろんな人に神輿として何の疑いもなく担ぎだされ続けた結果、今回の問題につながった。天然は悪くはない、でもそれは周りを巻き込んで、大変なことを引き起こす。今回の事件でそう実感したわ。今回の事件は、人を安易に信じて鴻池夫妻の神輿にされた、安倍昭恵の天然が引き起こした致命傷と言えるだろうね。文書書き換え発覚が、後世に残るアッキード事件の分岐点になるかどうかはこれからだが、まぁこれからの自民党への風当たりはなかなか厳しいだろう。個人的にも、立憲民主党希望の党も全然好きではないのだが、さすがに今回の安倍夫妻はひど過ぎるで、もう一回ガラガラポン政変に発展してほしいところだね笑。

 

三ツ星カラーズの上野。

f:id:mitomito777:20180224210446p:plain

 今期のアニメでは、なんとなく「三ツ星カラーズ」が一番好きだ。特に華やいだ設定もどきどき感もないのだけど、なんとなく見入ってしまう。会社が秋葉原御徒町の間くらいにあるので、アメ横、上野公園などは徒歩圏内なので毎週のようにその辺をぶらついているのだけど、いつも見ているありきたりな景色が、三ツ星カラーズ(=少女)の視点から映し出されると、なんとなくきらきら感が倍増してみえる。羨ましい。斉藤やおやじのようなポジションにあこがれる。ありそうでなさそうな都会の隅っこの幻想。そんなぼやっとした設定がしっくりくる作品なんだよなぁ。

 ちなみに上の写真は上野駅の地下にある書店の明正堂のディスプレイに飾られていたカラーズのイメージ服。カラーズを身近に感じてなんとなく嬉しい。ちなみにこの書店は三ツ星カラーズのアニメ放映前からがんがんとアピールしてたんだよね。地元だけに。しかしマンネリな毎日。カラーズパワーでなんとかしてほしいわ笑