みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

夏休み前半(8月8日~13日)の過ごし方。

あべのハルカスの2000円の夜景は期待を上回る満足感)

 今日は8月14日の水曜日。特に夏休みを取る予定ではなかったのだが、8月8日(金)~13(火)は、意図せず夏休みを兼ねた期間となった。ということで思い出整理もかね、少しだけ夏休みもどきの感想をメモすることにする。

 8月8日(木)。夜に取引先関係の飲み会があったのだが次の日の朝に大阪で予定があったため、夜8時30分頃の新幹線を予約。けっこう酔った状況で会食を後にしたのだが、夕方の宮崎地震のせいで大幅に新幹線のダイヤは遅れており、一部スピードを落としての運転だったが、なんとか新幹線に乗車。23時過ぎに大阪のホテルにチェックイン。当日締め切りの仕事が残っていたのを、なんとかこなし25時くらいに就寝。

 8月9日(金)。大阪本社で、午前中に税理士さんとの打ち合わせのに、午後に全体会議。大阪の社員の多くが盆前に会議と忘年会をしたいとの希望だったので、この日に会議と会社の飲み会を設定したのだが、新幹線料金はお盆特別料金で少しお高いし、ホテルも通常時の1・5倍くらいの感じ。実は前日の会食も会議決定後に発生したもので、なんでわざわざこんなお高い時期に大阪に来ないとだめなんだよと自問自答をしながら、出社。会議自体はまぁそんなもんという感じ。そもそも弊社は今年は単年の特別企画があり、利益も大きくい。ただあくまでも一時的要素なんで、来年からは経営損益ラインがトントンになる。内部留保もあるのであと数年で会社が厳しくなるわけではないが、課題は山積みだ。中小零細企業はワンビジネスモデルに頼り切りなんで、なかなかに辛い。まぁやるしかないのだが。会議後は飲み会だったが、前日の深酔いが効いていたので、少しだけお酒を控えた。その後一人で動物園前のチャイナスナック街にでも飲みに行こうと思ったが、店から流れるオッサンたちのどや顔カラオケに少し嫌気がさしたので、早めに寝ることにした。 

(道頓堀の外国人率は約7割で、日本じゃない感ましましの悲しさ)

 8月10日(土)。この日は知人と難波で待ち合わせた。1年ぶりくらいに会った感じ。お金はあまりないようようだが、今は仕事せずに和歌山の持ち家で、ある意味悠々自適にノーストレスで暮らしているようで羨ましい。ただ持ち資産を切り崩しているので、来年か再来年から大阪か東京で働くかどうか思案中とのこと。ほぼ同世代な彼だが、人生の真ん中の40代半ばの数年間全く働いておらず(一部激安クラウドワーキングはしてるらしい)、人生の夏休み感が羨ましくもあるが、先行き定まらい不透明さとは表裏なんだろうかと。喫茶店 → 千日前の居酒屋 → 道頓堀をうろうろ → 締めに金龍ラーメンで、約8時間コース。心斎橋筋、道頓堀はものすごい混雑で、歩いているのが日本人3割:外国人7割の印象で、外国人は中国人、東南アジア系が大半な印象。さらに道頓堀の川そばも遊歩道+屋台街になっていて、かつての心斎橋、道頓堀はずいぶんない。たぶんこのあたりに来たには1年ぶりだが、1年前と比べても格段にインバウンド客が増え、日本なのに日本ではないような、不思議は感覚を覚える場所に変わっていた。インバウンドを意識した店が日本人相手の店を大きく上回る感じだった。いつも定宿にしている新世界も外国人が多くてインバウンド感がましましだが、道頓堀と比べると外国人数と集中スポットが少ないので、そこまで違和感はないのだが、心斎橋、道頓堀の大量のインバウンド客は、プアジャパンを改めて確認させてくれた笑。

 8月11日(日)。朝起きて新世界の三角公園中心のドヤ街を散策。朝から暑すぎて人は少ない。三角公園は西成夏まつりの準備中だったが、素人は入れないが、いずれ一度参加してみたいなと思いつつ、軽いウォーキングを終了。その後天王寺から10分少しの八尾市の久宝寺緑地で、デスモンド氏と青猫氏主宰のBBQオフに参加。7名くらいの参加だった。真夏のBBQでの熱中症を恐怖していたが、帽子をかぶっていったこと、大きな屋根があったことで、そこまでダメージはなかった。ただ参加者は初対面の人もおり、それぞれも属性も違う。肉は美味しく、ビールも爆飲酒してそれなりに楽しめたが、40代超えてからの初対面の人たちとのBBQは、心の距離の詰め方もあり、なかなかに難しいと感じた。特に男性は年をとるほどに友達ができにくくなるというが、そんな不確かな気分を感じた次第だ。 

あべのハルカスの2000円の夜景は最高だが、なにわ男子推しはイマイチ、外国人には何者を思われてる悪寒)

 BBQ後に、帰るメンバー除き4人で、通天閣、飛田あたりをうろうろ。飛田が7時前から盛況で、中国人、韓国人の若者も多い。10数年前と比べると女の子のレベルは数十倍に上がっており、混雑具合はひと昔前のタイのNANAやソイカーボーイも彷彿させる様相だった。途中で休憩スポット、スタンドバーなんかも設けたら儲かるんじゃないかと思ったが、さすがに古き良き世界観がそこまで消えるのも嫌かな。その後あべのハルカスの展望台へ。入館料2000円。実はあべのハルカスにのぼるのは初めだったのだが、正直かなり良かった。360度の夜景は壮大で、大阪の広さ明るさを再認識した次第。外国人の自撮り層も多かったが展望台はひろいのでそのまで気にならず、2000円の夜景は大当たりでかなり満喫した。あべのハルカスでテンションがあがりその後再度飲みに行きたかったのだが、お疲れのデスモンド氏、青猫氏に認められず、解散となった。乙でした。

(客室で現役の黒電話に大興奮)

 8月12日(月)。新幹線でただただ東京に帰るのも嫌なので、最近18切符がつかえる時期は、大阪→東京区間の街で1泊するスタイルを取り入れている。昨年年末は浜松で一泊してなかなか楽しかったのだが、今回は富士市に宿を取ってみた。理由はほとんど知らない街で、街中から富士山が見える感を味わいたかったから。新今宮から富士市まではだいたい7時間半くらいで、8時過ぎに宿を出て16時前に着いた。富士市は予想以上に寂れた街で、かつては紙産業で駅周辺も潤っていたようだが、今は郊外のロードサイドが街の中心のようだ。駅から少し外れたホテルに宿泊。1階が銭湯で無料で入れるサービスとその寂れた雰囲気にひかれてだが、結果大正解だった。部屋は畳で、昭和の香りが残るつくり。部屋の片隅には黒電話がおいており、見つけたときはかなりテンションが上がってしまった。宿の銭湯はなかなかのレトロ感で、誰も入ってなかったので一枚ぽちり。風呂上りの缶ビールが1杯無料だったので、いただきながら、店のオーナーと世間話。気さくなオーナーでいろいろと教えてくれたが、実は富士山は夏は曇りと熱気で見えない日も多いらしく少し残念だったが、結果翌朝富士山は結構見えて大満足だった。夜は駅前に行ったのだが、盆休暇で閉まっている店も多く、寿司屋に行くも寿司が出るまで1時間かかると言われ断念。結果近くの焼き鳥屋で食べたが、けっこう美味しかったので満足だった。 

 8月13日(火)。今日は帰るだけ、富士から東京(自宅)までは3時間強と少し物足りなかったので、途中熱海に寄ることに。さすがに荷物重すぎだったので、駅前のコインロッカーに預けて熱海周辺を散策。熱海に着いたのは朝10時前だったが、それでも人はかなり多かった。外国人の数もそれなりに多いが、近場の観光スポットして、日本人もそれなりに多く、日本人が6割強の感じ。道頓堀や浅草と比べるとまだ日本人の観光スポット感が強く残っていることを感じた。飲食料金なんどは値上げはすさまじかったが笑。海辺に行っても混雑が予測されるので、来宮神社の樹齢2000年の大楠を見に行く。炎天下の中で歩いて20分で、来宮駅からならもっと近いことを知り少し後悔。大楠はさすがの迫力で、最近ツキがなさげなので、大楠の幹をなぜなぜして大楠からパワーをもらう。その後喫茶スペースで、熱海ビールを飲みつつ、まったり、木陰で涼しくいい感じで少し幸せな気分になる。やっぱり観光客は多くてもパワースポットはいいなとかなり満足した。帰り道に空いてそうな飲食店で伊豆海鮮丼2480円とハイボールで3000円。中とろとうにがプラスの特選伊豆海鮮丼にしようかと迷ったが、踏み切れず。なかなか美味な海鮮丼で味には不満がなかったが、やはり物価高騰はお財布に厳しいな;;。熱海からは東京までの電車は2時間弱で、今年の夏休み前半の旅行もどきはこうして終了となった。

 

 

追記)夏休み後半も書こうと思ったんだけど、ほぼたいしたことしなかったので、これで夏休みの記録メモは終わりとなりました笑。もっとフットワーク軽くしないとなと、反省ですわ::