みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

45歳で子供が生まれたらやっていけるのか?(あくまでも個人的な感想)

 ここ数年で比較的身近にいる同世代の男性の知人(40代前半~半ば)で第一子が生まれた男性が増えた。具体的に言うと7人ほど知っているので、少なくない数だと思う。男性AやBやCは、数年の地道な婚活活動の上でやっと40過ぎで結婚出来て、そして40過ぎでで第一子が生まれた。DやEは30代前半や後半で結婚していたが、なかなか子供に恵まれず、妊活のすえ、やっと子宝に恵まれた例。さらにDもFも両方、妊活のおかげで奥さんが妊娠しやすい体質になったことから、第一子に年子で第二子が生まれ、45歳過ぎて1歳と2歳の2人の子育てを始めている。深い人間関係はないのでなかなかに根掘り葉掘りは聞けないが、まぁ日々大変なのは確かだ。

 また40歳を過ぎて初めて子宝に恵まれた男性のほぼみんなが、奥さんも年が近くほぼ第一子が誕生したのが、40代前後という共通点もある。まぁ今の世の中、年の差婚は増えてはいるだろうが、40過ぎで年収500~600万円ほどの普通の男性にとってはいまだにハードルは高く、婚活して結婚できたとしても、それは妥協の上で成り立ったほぼ同世代の女性となる可能性が圧倒的に高い。羨ましいのか羨ましくないのかは置いといて、それが稀にいるイケオジや年収1000万円超えを除いた40代男性の普通の婚活の成功事例だろう。

 40代半ばとなり結婚願望依然に婚活なんてメンドクサイものに関わらず生きてきて当然のように独身のオラ的には、40歳から子育て始める人たちを見て、まさに驚きしかない。例えば仮に45歳で子育てを始めた場合、60歳の時にまだ子供は15歳、中学生だ。今後いくら人不足が進んでもり、役員にでもならない限り60歳でサラリーマンとしての給料が激減する。さらにそこからの子育ては高校、大学と1000万円くらいの教育費がかなるわけで、まじでやっていけるのかと他人事ながら恐怖感を持つ。

 あと45歳からの子育ては、45歳までにお金を作れていなか作れていなかったかどうかで、完全に二極化の子育てになるだろう。あたり前だが45歳から子育てを始めるということは、その年まで子育てにお金がかかっていないというこだ。この10年のアベノミクスというバカでも儲かるボーナスステージがあったおかげで、45歳、年収500万円のサラリーマンでも、この10年に株式相場に参加さえしていれば、資産が3000万円くらいまでなら比較的簡単に作れているだろう。45歳からの子育て開始でも、その後60歳まで会社を首にならなければ、3000万円の余力があれば、なんとか1人だけの子育てなら大学卒業までは大丈夫だろう。ただ2人子供がいる場合は45歳で、資産3000万円でもはっきり言って心元ないが。また奥さんが公務員などの固い職業な場合も、45歳からの子育ても大丈夫だろう。ただ45歳で資産が1000万円以下で、同世代の奥さんがパートなオッサンのその後の子育ては知らない。あとオラには関係ない世界だが、まじでこれから世の中は少子化とともに、親の高齢化も大きな問題化していくだろうな。そしてその後の一人っ子介護問題も。こんなことを考えると足元のオラは、傍から見たら独身でみじめなオッサンに見えるかもしれないが、ほんと独身、さらに子供いなくてよかったなと。もちろん個人的な感想ですが。

 なおここまでは45歳から子育ての話を書いてみたが、知人には約2名、50代後半から子育てを始めたオッサンも存在する。一人のおっさんは某上場企業の役員なので、あと数年は年収3000万円くらいもらえ、65~70歳で子供が小学生の時に仮に退職したとしても退職金が5000万円強はあるので、心配はあまりない。おくさんも30代と若い。ただもう一人のおっさんは単なるサラリーマンで63歳で、退職となり給料が大幅に下がり再雇用となった。多分現在子供は5歳で来年小学校に入学するらしい。子供が大学を卒業した年まで生きていれば80歳代だ。おくさんも多分40代後半。他人事だがこの家庭に生まれた子供は、自分を親がちゃに外れたと恨むのだろうか。薄ら怖くなってきたので、オラはこれからも結婚相手はいないが、結婚することはないだろうなと、再確認するのであった。