みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

今年のゴールデンウイークウォーキングのメモ(藤沢→小田原、箱根)

 毎年ゴールデンウイークは長距離でのウォーキングを行っているのだが、今回は「藤沢→小田原(箱根)」を選択した。ホテル予約の関係で、5月5日~6日に約35キロくらい。何年か前に「品川→藤沢(江の島)」(約50キロ)をウォーキングしたのだけど、その続きのイメージ。なんとなくなんだが、東京→大阪(約500キロ)を暇な時にトータルで不連続でも歩こうかなと考えていたので、今回は「藤沢→小田原」間を歩くことにした。普通に毎回と同じく一人で歩く予定だったのだが、知り合いのS氏がゴールデンウイーク暇なので一緒に歩きたいというから、「ペースが合わなくなったら途中で別れるという」感じで、今回は一緒に歩くことにした。ちなみにSは大阪時代からの約15年の知り合いの50歳くらいの少し年上の都内住みのおっさん。アメリカの大学と大学院を卒業し博士持ちの自称エリートで英語ネイティブだが日本語は若干不自由。変人好きのオラにはおもしろコンテンツだが、友達が少なくオラをよく暇つぶしに誘ってくるので、今回の無駄なウォーキングにも同行してもらうことにした。もし機会があったらSの高学歴ダメ人間エピソードには改めて書くかもしれない笑。

 スタートの藤沢駅には自宅から8時30分くらいに到着。藤沢駅の南口から、とりあえず30号線沿いに歩いて、辻堂海岸の134号線までひたすら何の変哲もない地方都市感が強い住宅街をひたすら歩く。途中何カ所かで鯉のぼりをみて、そういえば子供の日なのかと独身オッサン的な感想。Sは歩き出して30分くらいで既に腰が痛いだの文句をいいはじめ、一緒に歩くことに早くも後悔し始めながら、やっと湘南(茅ヶ崎)の海岸線に。茅ヶ崎の海岸には、なぎさ遊歩道という134号線と平行している約8キロほどの防風林内側の海辺の道があり、そこをひたすら歩く。海岸線な風がかなりきついので、134号線と海辺の遊歩道を交互に歩く。ゴールデンウイークで快晴だが、まだ海開きではないので、海岸にはサーファーはけっこういるものの、人は意外と少ない感じ。あと近所に住んでいるサーファーたちはみんなサーフボードを横につける仕様の自転車に乗って海岸線まで来ており、ちょっとうらやましくなる。サーフィンなんて大昔に数回しかしたことないのに笑。8キロ海岸線があるので観光地やレジャーだけでなく自由度が高い遊びをしている人も多く、快晴も重なり、その自由感にかなりうらやまけしからんな感じになるながら、歩く。パタヤやサムイ島あたりの東南アジアのぬるい退廃的なエリアもあり、なかなかに楽しい。なお海辺の遊歩道はなかり長いので、バーベキュー組もいるが、ぼっちで缶ビール片手でぐて寝している半裸おっさんもけっこう居て、まじでうらやましかった。海辺の遊歩道は常にけっこう富士山も大きく見えていて、かなりテンションが上がる海岸でもあった。全然前情報もなく歩いた道だったが、この8キロ弱の遊歩道を歩くだけで一つのイベントとして成立している感じもあり、また来たくなるルートでもあった。
 夏はどナンパスポットのサザンビーチ、烏帽子岩を通り過ぎ、平塚の手前で海辺の遊歩道は終わり、一般道路に戻る。134号線から大磯あたりから1号線に入り、ここからはひたすらととぼとぼとと歩く。ちなみに湘南から平塚に抜ける湘南大橋はなんか1キロあり長く、常に強風でまじで怖かった。平塚を過ぎたあたりから昼飯を食べるスポットもあまりなく、あっても1時間半待ちなどと言われ、昼飯はコンビニに断念。Sは既に疲れがピークに達していたため、散々文句を言いながら大磯手前で、ここから電車に乗るわと言い放って離脱した。
 大磯からは一人で、アマゾンオーディブルをテキトーに聞きながら完全にボッチウォーキング。小田原に宿がとれなくて1駅前の鴨宮に泊まることにしていたのだが、結果的にこれに救われた感じ。大磯までSのちょうのろのろペースのためかなり時間を費やしたため、大磯からは少しスピードを早めようかと思いきや、かなりオラも既に疲れていたみたいで、そこから先は足がかなり重かった。吉田茂記念館で少し寄り道したせいもあり、残り7、8キロあたりからかなり足が痛くなり、なおかつ昼に食べたコンビニの梅おにぎりのせいで、胃がむかむかしつつ、逆流性食道炎が再発しそうな感じ。普段のGWウォーキングよりは短めの35キロくらいと侮っていたが、なかなかの満身創痍で鴨宮の宿になんとか19時過ぎに着くことができた。
 Sとは同じホテルを予約していたので、夜は近くの居酒屋で一杯飲もうと当初は楽しみにしていたのだが、ラスト5キロあたりから胃がかなりむかむかしており、逆流性食道炎が確実に発生していたので、今日の飲みは断念。風呂に入りかなり熱心なフットマッサージを行い、早めに就寝。多分9時前に寝たので、10時間くらい熟睡。こんだけ熟睡できるだけでも、たまには長めに歩くべきだなといつも思う次第。

 2日目の朝は7時に前に自然に目覚め、8時に出発。Sは今日も足が痛い痛いというので、オラだけ鴨宮駅から小田原駅まで歩く。4キロ1時間くらい。2日目の予定は全く決めていなかったのだが、まぁ久しぶりに箱根でも行こうということに。箱根電鉄で強羅まで行ったが、午前中ということもあってか、座れたし、そんなに電車も混んではいなかった。電車の客は思いのほか外国人が少なく8割近くが日本人の気がした。中国人が本格的に日本に来だすまでの、ギリギリの時期なのかもしれない。
 箱根で行ったのは、箱根彫刻の森美術館と強羅の公園。晴れていたので両方そこそこよかった。強風で一時止まっていたのでロープウェイは断念。彫刻の森美術館は、彫刻を見上げながら昼寝がしたかったのだが、昼寝できそうなぐてースポットがなかったので、残念。ステンドグラスタワーはさすがのインスタ映えスポットでそれなりに楽しかったが、作り物感が強いので60点としておこう。強羅の公園は、ヒマラヤ杉と噴水があるスポットがなかなかにぐてースポットして楽しめた笑。

 箱根湯本に戻り、昼飯。テキトーに空いてる店に入ったのだが、ホタテ釜飯がうまくてけっこうな正解。個人的には予約したり事前に決めた店に入るのが嫌いな人間なので、たまたま入った店が美味しかったらそれだけでテンション上がるタイプです笑。帰りはS要望でちょっと値段は高いが、箱根湯本か新宿まで小田急の箱根ロマンスカーに乗って帰るが、これも正解だった。何故か最後部の後展望シートに座れ、展望感は抜群だった。特に指定しただけでないのだが、これはラッキーにつきる。今後前展望は予約は取れないだろうが、後展望は穴場なので、できるだけ特急に乗る時は指定していこうと思う笑。ちなみに箱根湯本ではけっこう酒のつまみのお土産をゲット。早速当日夜に自宅で金目鯛と鯖の押しずし弁当を食べたが、かなり満足度高かった。ほかにも、いろいろと酒のつまみお土産系を買ったので、しばらくは楽しめそうだ笑。