みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

ただただ人生に幸せ感が足りない。あるいは今年の目標的なメモ。

 さっき近くの神社に初詣に行ってきたが、ほとんど人はおらず、都会のはじっこのもの悲しさを感じて、帰宅した。12月20日過ぎから28日頃まで悪かった体調はだいぶ回復したんだけど、年末から悪化してきたメンタルの体調はまだだいぶ良くない。メンタル不調の理由は自覚しており、とにかく先の明確な目標がないからなのだけど、フットワーク軽く動く気力もなくてなかなかに難しい。多分うつ病の初期なんじゃないかと思う。年末に大阪で用事があって、昔の友達とかにも会ったのだけど、どれもこれも全然楽しくなかった。基本最近、楽しいと思える話内容が極端に減っていて、ヤバい。アニメも考えるようなアニメは見る気が起こらず、思考をスルーしてしまう。解決方法が思い浮かばないのだから、なかなかに末期かもしれない。仕方ないので、歴史関連本を読んるが、それも楽しくない。あげくの果ての正月の北陸地震の映像をテレビで見せつけられ、さらにメンタルが悪化したように思う。

 今の個人的な立ち位置は、たぶん負け組ではない。中小零細企業といえど社長だから、ある程度自分裁量で仕事はできるし、去年の年収は株配当関連などを合わせると1100~1200万円くらいはあったはずだ。家はボロ屋とは言えども、ノーロンで東京のはじっこに持っているんだから、不幸せではないはずだ。金融資産だって、1億円はないが、どやっている純富裕層クラスは持っている。独身だけど結婚したいわけではない。ただただ人生に幸せ感が足りない。いろいろと考えているとうつうつしてくるんだけど、薬には頼りたくない。薄々気づいているんだが、今の世界の不安定感への気持ち悪さが、頭の片隅から抜けないからだと思う。変なバランス感覚を持っているせいで、資本主義の限界も分かってるし(ただ限界の度合いはもう超えているが、それがいつ破裂するかは分からないが)、GDPでなく軍事力が世界秩序だと考えるプーチンの気持ちも分かるし、イスラエルとガザ(パレスチナ)の双方の戦う理由の意味も分かる。ただそれだけで、俺には何もできない。人類の歴史は分かり合えないことの積み重ねであり、特に近ければ近いほど小さな差異が大きな亀裂を生んできた。キリスト教は、カトリックプロテスタントは過去の幾度となく殺し合い、フス派の大虐殺など積み重なった血の上に今がある。世界が疲弊した第二次世界大戦からですらまだ79年しか経っていないのに、世界は勝手な思い込みで格差を正当化した意味のない不平等がぐるぐる回っている。個人的には大谷さんには何も思わないが、ただたんにバットでボールを打つだけの行為に、年間100億円を支払いのは確実におかしいのだけは確かだ。職業に貴賤がないなら、収入にも貴賤をつけるべきではない。資本主義という仕組みは既に終焉がきているのだが、腐りかけの牛肉が美味しいように、だいたいの時代の周辺の混乱期は予想以上に長引く。日本が近代に変わった幕末、明治維新も時代の新たなシステムが固まるまで、黒船襲来から日清戦争前までは新たなシステムへの混乱期だと考えると、40年近くの混乱期が存在した。個人的には現代日本の新システムの混乱期は、バブル崩壊後ではなく、2001年の小泉政権からだと考えているので、そこからが新システムの混乱期だと捉えると、ある一定の次のステージを認識するのは、早くても2030年代、遅ければ2040年代前半だと考えている。今の時代はIT化という加速度ブースターは存在するものの、人の根本行動の変わらなさも考慮すると、結局それぐらいはかかると思う。新たな時代のシステムが、シンギュラリティ―後のマトリックス的なカプセルの中でただ人類が生かされるだけのディストピアとなるのか。またはもう一度世界大戦が起きて、マトリックス北斗の拳の世界のディストピアとなるのか。それとも人類が自序作用を起こして、人々が平等な世界を獲得するのか。ユアル・ノアハラリ妄想のように、スーパーヒューマンが出現して、その統治のもとに人類は新たなステージを歩みだすのか。自分が生きているうちにいずれかの世界が見れるような気もするので、それを楽しみしばらくは生きていたい。最後にとってつけたけど、今年も目標をメモ。常にメンタルを安定するために、とりあえずささいなことに幸せを感じるように、メンタル改造を積極化させていきたい。とりあえずそんな感じです。

風邪が治らないけど、今から忘年会に出かけるか。

 年末の仕事は一応一段落ついたのだけど、去年に続き、今年も仕事のだいたいのめどがついたこのタイミングで、風邪をひいてしまった。去年は12月の終わり(30日くらい)に発症して、1月8日頃まで完治せず、年明けの仕事を数日休んでしまい、全然楽しくない年末年始だった。その記憶がまだ鮮明なので、今年は年末の体調を整えようと思っていたのだが、年末の急激な冷え込みと忘年会での飲みすぎが響き、確実に風邪ステージに入ってしまった。ただまだ、喉が少し痛く、鼻水がでるくらいで、熱はほとんどない感じで、まさに風邪のひきはじめの段階なんで、風邪薬を飲んでとりあえず安静にしているのだが、全然風邪の疲労感は取れない。

 しかし今日は運が悪いことに、忘年会があるんだよね。普通の忘年会ならぶっちしたいとこなんだけど、ボランティアで日本語を教えている日本人&外国人の忘年会で、オラが忘年会のビンゴ大会の景品を持っていかないとだめなんで、ぶっちがなかりしにくい立場なんだよな。昨日は夜9時前に布団に入って、今日も休日恒例の河川敷散歩をやめたのに、身体のけだるさが取れない。逆に一気に高熱でも出たら休めるので、熱を測ったら36度8分という中途半端な数字だった。なんか体調も心ももやもや状態なんだけど、とりあえずなんとかやりきるしかなくて、テンション低いわ。

 ちな、27日から大阪で年末会議で3日間ほど出張なんだけど、このテンションでの出張は今から体調的にも気分的にも重いわ、しかし;;。

 

中国人転売ヤーのプチバブル化に思うこと。

 取材力ナッシングの日本の大手メディアが、中国崩壊カウントダウンでアクセスを稼ごうとしているが、はっきり言って人口パワーがまだまだ圧倒的な中国では儲けるための要素はまだまだ多い。日本に住む中国人の多くも、その辺の年収400~500万円サラリーマンより圧倒的にいい生活をしており、日本で5000万円程度の一軒家やマンションを購入する中国人の知り合いも少なくない。

 日本に住む中国人で手軽な儲け話が転売ヤーなのだが、最近は特に中国人転売ヤーがプチバブル化している。今の中国人転売ヤーの主戦場が、高級雑貨や文房具、人気アニメ限定グッズだが、その稼ぎはなかなかに大きい。知人の20代後半の中国人女性は、かつてはIT派遣で働いていたが、半年くらい前に転売ヤーに転身し、今では月に80~100万円を稼ぐ。彼女の友人の本格的な転売ヤーには月収150万、200円超えも珍しくないという。越境ECが本格化する前の中国人転売ヤーは、高品質・高価格の”メイド・イン・ジャパン”の化粧品や紙おむつなどが主な収入減だったが、それらの化粧品日用品は薄利多売で規制も強く、今は完全に転売ヤーたちの関心外だ。

 中国にはアリババ、テンセント系列をはじめ、日本のメルカリ的な個人売買サイトが多数存在あり、そこが今の日本在住の中国人転売ヤーのビジネスの戦場。現地の金持ち中国人がまず、「日本で購入して欲しいもの」を伝え、在日転売ヤー複数人が同時にビジネス交渉を行い、商談が成立するという仕組みらしい。料金は前払い制が多く、手数料に加え、中国元と日本円の大きめなレート差額が利益の軸で、日本円での購入額の10~20%が転売ヤーの利益となる。「代理購買」要素が大きく、身銭もあまり切らず、リスクが小さいのも人気だ。中国の超金持ちは、日本限定グッズに目がなく、例えば前述の転売ヤー女性は先日、1冊15万円の限定ハンドメイドの革手帳6冊の購入依頼を受け、1日で20万円近くの転売益を得たと自慢された。最近銀座などの有名ブランド店の前に長蛇の列を目にすることが増えたが、その大半が中国人転売ヤーらしい。ちなみに中国人転売ヤーの薄利の仕事には、東京ビックサイトや幕張メッセでおコミケやBL関係のイベントでのグッズ買い出しもあるらしいが、こちらは1日中拘束されて日給1万円強らしく、あまり人気はないようだ。

 転売ヤーは日本に居ながら、中国のネット経済圏でビジネスを行い、転売関連の税金を中国でも日本でも払っていない。今のところ多くのメディアは、単に実情を知らないか、取材がめんどくさいかで、スルー状態だが、近くに表面化して、日本国民の怒りと議論を巻き起こしそうな気もしているっスよ笑。

誰が、誰に、何を言っているのかが分からない。

 月1回ブログを更新することにしているのだが、特に書く内容がない。最近は世の中にあまりもの薄くどうでもいい文章が多すぎて、自分からも出来るだけ薄っぺらい文章を発信してくない気持ちがある。寒さが増すとテンションが下がる。今年は秋がほとんどなく夏物をまだ衣替えできていなくらい暖かい。来週から一気に気温が下がって冬がいきなり到来するらしいが、今日も江戸川河川敷の散歩もぬくぬくで例年だったら9月並みの気温だったような気がする。

 最近、いろいろな世の中でのいろんな会話のかみ合ってなさを感じる。日常生活でも、薄っぺらいマスコミ発言でも、SNSでも、みんな自分の意見を発信するのだが、だいたいがそれが不明瞭で、「誰が、誰に、何を言っているのか」かが、全然分からない。みんながみんなポジショントークを繰り広げるだけで、そこには何も発展性も生まれていないどころか、意思疎通さえなされていない。零細出版業の社長という仕事柄、世界有数の金持ちから、こいつどうして生活費を稼いでいるのかと思える底辺人、そして日本語教室のボランティアをしているので、優秀な外国人と圧倒的のそれよりも知能が低い日本人もいろいろと見かける。それぞれの話す言葉は自分や仲間は説得できるのだが、それぞれが少しでも違った価値観を持つ側を説得できないでいることを強く感じる。ダイバーシティの時代とは、お飾りを取り除くと、結局は違う価値観同志が理解するのではなく、お互い干渉せずになんとか今を延命させる時代という結論に落ち着く。

 時代には消費期限というものが確実にあり、だいたい80年程度で一つの時代は終わる。例えば日本は戦後レジームという時代の賞味期限は既に切れ、ごみ政治家と経団連が延命策に必死で、今のオワタ時代を必死で延命させている残滓の時代に入った。1868年の明治維新から1945年太平洋戦争の敗北まで77年だったのが、1945年から今年2023年までで78年で、ほぼ同じ年月となった。疲弊したシステムがどういうきっけで崩壊するかはしらないが、金利上昇、生活保護費、少子化など崩壊のきっかけになる理由は既に無数だ。「誰が、誰に、何を言っているのか」。意思疎通できない世の中は、そんなに長くは続かないと思う。