みとのひとりごと

40代独身、人生散歩中。

最近の毎月の生活費を分析してみた。

 最近は現金を使わない生活になってしまったので、毎月の生活費を把握していない。旅行などの大型出費を除くとざっくりとした毎月のぼっち生活費は20~25万円くらいだと思うのだが、正確には自分でも良く分かっていない。予定がない暇な昼下がりなんで、先月(2月)の生活費を振り返ってみた。

 とりあえず、2月末の支払いはこんな感じだった。▽借地代=1万3000円(ローンなしだが、半年に1回借地代払いがあり、その月割り)▽楽天カード支払い=11万8000円(楽天ペイ、スイカ引き落とし含む)▽三井住友アマゾンカード=4万6000円(アマゾンでの買い物中心)▽現金=2万円くらい → 厳密には2月支払でない部分も含まれているが、合計で約19万7000円との数字が算出された。

 この出費の内訳をまとめてみると、こんな感じとなる。

①借地代月割り=1万3000円(ローンなし)

水道光熱費、携帯代=電気代7000円、ガス代3000円、水代2000円、携帯代2000円、光ファーバー(SONET光)5000円=合計1万9000円

③サブスク関連=アマゾンプライム月割り500円、アマゾンオーディブル1500円、アマゾンキンドル1000円、ネトフリ790円(広告付き)、NHKオンデマンド1000円、Hulu1000円=合計6000円(①~③合計3万8000円)

④生活費(食費、生活雑貨など)=約10万円

⑤遊び代=約6万円

 とりあえず、ざっくと計算したらこんな感じで、やはり月20万円くらいで生活できているようだった。少し安心した。

 ちなみに、2月の収入(基本給+出張費関連*毎月変動)は61万1000円だった。約41万円の黒字なので、このレベルの生活を続けていると、年間貯金だけで500万円近く貯まることになる。たった10年で野村證券のインチキ指標の純富裕層くらいのお金は貯まるのか。まぁどうでもいいが。ただもし今、一軒家相当の家賃を払っていると想定するならば、この生活費に毎月10~12万円くらい追加費用がかかる計算になるので、まぁとりあえずローンなしの家持ちは少々ボロ中古でも優位性高いなと思った次第。今の生活をいつまで続けるか分からないけど、とりあえず今の現状把握と未来の振り返りのためにまとめてみたっスよ。

弊社株主総会をなんとかクリアしたった。

 週初めに大阪で、株主総会を開催してきた。中小零細企業株主総会は、オーナー家に、社長と役員が文句を言われる公開処刑の場なんだけど、なんとかクリアすることができた。社長2年目で社長の立場で初めて参加する株主総会だったのだけど、まぁ気苦労の多かったイベントだったんですわ、これが。

 これまでもお仕事関係や公開株式の株主総会には株主側として何度も出席したことはあったのだけど、株主総会は、自分が司会、主催側となると、これほどめんどくさいものはないな。株主の立場から、上場企業の決算短信や説明会資料を読むとき、ポジショントーク過ぎてたり、何が言いたいのか分からなかったり、いらいらすることも過去にはあったのだけど、決算説明資料を作成する立場に立って初めて説明会資料をつくる時の制約、言い回し、数字説明の面倒くささを深く実感する羽目になってしまった。上場企業の決算説明資料とは比べるまでもないのだけど、中小零細企業と言えども、決算説明資料を作るのはなかなかに骨が折れるもので、経理社員に手伝ってもらいながらも、結局決算説明会資料を完成させるには、隙間時間を重ねてだが1か月近くもかかった。

 そして月曜日の株主総会の本番。司会を自分(社長)がする承認を得るというちょっと恥ずかしい手続きから始まり、決算説明資料をとりあえず噛みながら朗読する。15~20分ぐらい。そして質疑応答。当初は1時間半くらいで終わらす予定だったのに、結局3時間くらいかかり、なかなかに疲労困憊だったわ。当日の話し合い内容は、社内秘密が大半で、売り上げ、利益、財務の話も多くて、ここでは全く書けないのだけど、まーいろいろと深くつっこまれましたわ笑。さらに会社の10年後、20年後を見据えた長期ビジョンを思い描き、マイルストーンを積む重ねていくべき的な正論のアドバイス的なご教示もいろいろとされたわけで。ちな、弊社の株主の一人は今は定年退職している単なるおっさんなんだけど、数年前までは一部上場企業の常務あたりまで出世していたまぁ世界では勝ち組経営者の一員だったわけで、今は経営から離れたとはいえど、中小零細企業の経営なんて生ぬるくうつりまくりなんで、いろいろとフルボッコ論破されましたわ。当日の内容はさすがに公開ブログなんかに詳しく書けない話のオンパレードであるんだけど、来年も同じ時期には株主総会を開かなけれならないわけで、来年の自分のために、メモ的に今の気持ちをまとめた次第だ。

 

昭和ノスタルジーは終わりかけの今の時代の象徴。

 クドカンの「不適切にはほどがある」の中の1986年(昭和61年)の昭和の世界の懐かしさが注目を集めている。少々大げさな描写も多いが、セブンスター170円、「シェイプラップ乱」、「転校生」、尾身としのり、まだ左翼化してないアイドルキョンキョン、聖子ちゃんカット、ケツバットなど懐かしさ満載だ。なめ猫ウーパールーパー、まりもなどの話題がまだ出てきていないが、それは次回からの小出しだろうな。あと、1985年に始まったおにゃんこクラブは、純子が次回オーディションを受ける回にとっておくんだろうな。

 こうしたクドカンの昭和懐かし描写が改めて注目されるのは、昭和がより一層ノスタルジーを迎えた時期に差し掛かっているからだろう。クドカンが発表した2000年前半の「木更津キャッツアイ」や「池袋ウエストゲートパーク」でも昭和の懐かしネタ連発で、尾身としのり小泉今日子など昭和の人気者も再生させたが、その頃の平成はまだ昭和と近い関係で、テレビ視聴者の多くが、分かるネタでもあり、ストーリーの少し盛り上げる小ネタの域を超えなかった。池袋ウェストゲートパークは2000年に放映されたのだから、「不適切にはほどがある」の舞台の時代からわずか14年先でしかない。1986年に13歳だった中学生が、まだ27歳で、若者だと言われる時代で、そこまで2つの時代は遠くなかった。

 ただ今2024年と1986年の間にはなんと、38年の時間と時代が横たわっている。1986年のことをなんとなく覚えている当時小学生の世代でさえ、1980年生まれでさえ、今は44歳なのだ。「不適切にはほどがある」の昭和ネタをリアルに満喫した世代は、当時15歳として、53歳ということになる。そしてその世代はまだ今の日本の社会で現役世代であり、そしてのその数はまだまだ多い。そしてその時代を覚えてる世代にとっては、改めて比べた2つの時代は唖然とした差異を感じさせ、古き良き元気だった日本へのノスタルジーを感じるのだろうか。

 日本が元気過ぎた高成長、バブル社会での平均年齢は若かった。国民の年齢が若いほど、若者文化=消費の勢いにつながり、それが社会全体の活気にもつながる。今や50歳を超えた日本の平均年齢だが、80年代後半はまだ30代前半ほどだったはずだ。30代前半と言えば今大きく成長しているベトナムインドネシア並みの国民の若さだ。当時の日本は人口ボーナスを満喫していた。そしてさらにそこに冷戦での糞貧乏だった中国、ロシアなどからの資本主義参加国の一人勝ちの搾取構造も追い風だった。少子高齢化が加速する日本で、若者文化は存在感が薄く、中高年対象のコンテンツが盛り上がり続ける。そんな中でも、これから時代はさらに昭和のノスタルジーが存在感を見せるだろう。そして昭和ノスタルジーが続くことは、日本は古い世代の人間がまだ多数を占めていることの裏返しでもあり、それはある種の今の日本が終わりかけで、寂しい時代であるという象徴に映る。昭和人が世間の第一線を退き、いずれ世の中から昭和ノスタルジーという言葉が忘れられた頃にやっと、日本は本格的な新しい時代を迎えるのかもしれない。そんなことを、なんとなく昭和生まれの人間として考えている。

 

松本人志の終わり方。

 松本人志が芸能界をほぼ引退しそうだ。裁判だとかなんんだとかは始まるだろうが、世間でのイメージ低下は最悪で、テレビではまだ忖度している状況だが、世の中でが気持ち悪い裸の王様にしか完全に映らなくなっている。ここまでの対応の悪さはやくざを利用した恫喝ががばれて引退した島田紳助以上の悪手だろう。

 個人的にはダウンタウン世代ど真ん中の40代、関西人なので、10代、20代、30代前半まではダウンタウンの笑いをレスペクトして生きてきた。「4時ですよーだ」の時はまだ小学生低中学年だったので、あまり興味をいだいてなかったが、ウッチャンナンチャン野沢直子、清水みちこと共演していた「夢であえたら」は、まじで憧れの番組だった。その後も「ごっつええ感じ」、「ガキつか」、「HEYHEYHEY」あたりまではダウンタウン番組を残さずみるようなかなりのファンだった。ただダウンタウンが40歳中盤過ぎた15年くらい前からは、オラも30代になりダウンタウンの笑いを全然楽しめなくなっていた。特に「大日本人」を松本人志が監督したあたりから、ひとりよがりの我儘なオッサン感が目立ち、だんだんと気持ち悪くなり、見たくなくなっていた(ただ浜ちゃんに関しては、だんだんと角が取れ天然ボケおっさん化してきたので、嫌いにはならなかったが)。

 松本人志がこんな笑えない終わり方を迎えてしまったのは、元来のケチくささと裸の王様化と老害化の加速に尽きる。60近くになっても40、50代の昔からの手下のオッサン中堅芸能人をひきつれ、地方でナンパさせて、セックス上納システムを駆使して、ホテルに連れ込む。文春を読むとただただ、ダサい意外の表現が見つからなく、劣化ぶりで悲しい。せめて女の子たちに対して1回3000円でなく、10万円でも払っていれば、また女の子たちからの告発はなかっただろうに。勝新太郎や梅宮辰夫の時代、志村けんビートたけしまでの時代まで、芸人は多いに遊んだが、だいたいが銀座あたりのセミプロから、志村けんも末期でもガールズバーあたりまでが相手で、さらに大判ぶるまいで、そこには女の子側からも不満が少なく、いい遊び方であったかもしれない。ただ松本人志に遊び方は一重にダサかった。有名な俺と遊べるなんてラッキーだという独りよがりのダサさに、それ以上にダサい下級芸人が忖度しおぜん立てを行い、時代の変わり目を認識できず、今回の暴露状況となった。

 まだまだ忖度気味のテレビ以上にネットでの松本人志の嫌悪感がすごいように感じ、松本人志は今後テレビに1回も出ずに、世の中からフェイドアウトしていくような気がする。吉本も既に松本と小沢だけのトカゲのしっぽ切りで、他の芸人に影響が及ばないようにするのに必死なんで、松本人志が切り捨てられることはもう既定路線だろうなとも感じる。一時は時代を切り開いてきた先駆者が、時代の流れを読めず引退することは少し悲しいが、とにかくケチは最後に大失敗する。そんな教訓を感じた松本人志の終わり方だった。そしてこれがテレビの終わりの加速につかがるかどうかは、今のテレビマンの良心にかかっているんだろうな。